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「新社会人との付き合い方」って特別なのだろうか

結局は人対人よね。


4月。
社会人の皆さまにおかれましては、新入社員のフレッシュさがまぶしく感じられる日々をお過ごしのことと存じます。
かくいうボクも昨日から新入社員たちが総務の人に連れられて研修に行くさまを横目で眺めております。


この時期になるとネットの記事も入社式の話題などがたくさん。
「今年はマスクなしで対面できた」とか、今のご時世を感じますね。

それとともに見かけるのが、「新入社員との付き合い方」とか「部下の育て方」みたいな記事です。
今も昔も上司と部下の上手な付き合い方って悩みの種ですよね。
最近はパワハラなんかも厳しく取り沙汰されるようになりましたから、上司は特に気を遣うかもしれませんね。

ボクは今までずっと下っぱ人生なので、部下を持ったことがありません。
大学のサークルでは後輩がいましたが、関係のゆるい文化系サークルはあんまり上下関係って感じでもなかったです。


そんなボクが言うのもどうかと思うのですが、「新入社員」は特別なのでしょうか?

そりゃあ学生と社会人ではルールが全然違います。
自分の経験からしても、まるで外国に来たかのようなカルチャーギャップでした。
そんなところから社会や会社のルールを教えていくとなれば、もちろん大変なことでしょう。

しかし、ボクは最近こうも思うようになったのです。
「社会に出て長い人の方が付き合いにくいこともある」と。


以前にも折りに触れて書いていますが、ボクはフリーランスだった時期がありいくつかの会社を見てきています。
そんなボクからすると、同じ会社に長く居る人は良くも悪くも「その会社独特の価値観」が強くなります。

人間は置かれた環境に適応するように努力する生き物ですから、会社のルールや価値観に合わせた方が生きやすくなるのは当然です。
しかし、その会社に適応しようと変わってきた結果、一般的な価値観からはズレた思考になってしまうこともあるのです。
そういった方はボクのような中途で入った人間とは価値観が合わなかったりするなと感じることがあります。
そんな方との付き合い方は新入社員以上に頭を悩ませます。


結論、「新入社員」だろうが「ベテラン社員」だろうがそれぞれ違った価値観や特徴があると言うことです。
なので、「新入社員だからこう接しよう」とか一元的に見るのではなく、「その人がどんな価値観、特徴を持っているのだろう」とちゃんと向き合っていかなければいけないんでしょうね。
まぁそれが面倒だからマニュアルに頼りたくなる気持ちもよくわかります。


こんなことを書くのは、そろそろボクにも後輩が欲しいなという期待がダダ漏れしているからに他なりません。
下っぱ脱却したいよぅ!


今日はこんなところで。
では!

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