Vision「地球を愛の星にする」とは 内なる小さな気づきから 〜2023.1.29 Healing Space vol.64 T-UPより 前編〜
今回のT-UPでは、
シャーンティ・ローカ・ジャパンのコンセプトをお話ししたあと、保育・子育て支援のプロフェッショナルである関本初子さんから代表の西宮さやかがお話を伺いました。
後編はこちら>>
西宮さやか:はじめに、NPO法人シャーンティ・ローカ・ジャパンのコンセプトなどのご紹介をいたします。そして、本日のゲストである関本初子さんとの対談に入っていきます。
VISIONは地球を愛の星にする
私たちのVisionは「地球を愛の星にする」です。
大きなVisionです。
「地球を愛の星にする」というのは、私たちがなんとかやってやる〜!という意味ではなく(笑)、地球はもともと熱いマグマを湛えていてたくさんの命を育んでいる愛の星だと思うんです。
そこにいる人間たちが「魂の旅」をしている、と私は思っているのですが、その魂の旅をする中で、いろんなことを感じ、時には傷ついたり、争ったり、とても辛い思いをすることがあります。人間だからこそ、ですよね。
そういった地球に住んでいる人間も含めて愛の星になっていったらいいなと、自分を感じて、本来の自分に立ち戻っていく、そんなお手伝いをしたいと思って活動しています。
Missionは冤罪のない世界の実現を目指して、内なる平和を日本から発信する
Missionは冤罪のない世界の実現を目指して、内なる平和を日本から発信するというものでして、またまたちょっと難しいワード「冤罪」というのが出てきます。
冤罪というのは、一般的には無実の人が有罪となってしまう、司法の場でのことを指しますよね。
それももちろんあって、では、それがどこから起きているのか、と思った時に、自分の内側にある「レッテル貼り」ということに着目しました。
身近でそういった事件を目の当たりにした体験からなのですが、引き起こしているのは全て人間だ、ということはわかったと。
では、自分のできることはなんだろう。そう思った時に、
「自分の中に、人に対するレッテル貼りってあるのかな」
「自分に対するレッテル貼りってあるのかな」
「人が人に対してやっていることを見て、自分は一体どう思うのかな」
そういったことから始めていけるんじゃないか、と思ったんです。
私は、ヨーガを長くやってきて、ヨーガの哲学も勉強してきました。
ヨーガも含まれるインドの哲学では、「真我」という本当の自分がひとりひとりの内側にあるんだ、ということを言っています。そこにいろんなレッテルというか観念というか、そういったものをベタベタ貼り付けてしまったときに、物事がありのままには見えなくなってしまう。
その考え方は、もともと自分が思っていたこととぴったりくることだったんですね。
だから、私はこのNPOを立ち上げるのに、この哲学がはっきり自分の中にあれば「やれる」と思いました。
ひとりひとりが自分自身を見つめていくことによって、自分のこともありのままで見えるようになるし、人のことも余計なレッテルを貼らないで見えるようになる。
そうしていくうちに、社会の中でどんなレッテル貼りが起きているか、「いや、それっておかしくないかな」とか、「あ、今、自分は流されそうになっちゃったよね」とか、そういうことに気づける人たちが増えていくというのが、「冤罪のない社会」を作っていく助けになるんじゃないかなと。
ですから、「地球を愛の星にする」とものすごく遠くのことを言っているようでいて、やろうとしていることは「自分」そして「周りのこと」にいかに気づいていくかということなんです。
そしてそのために、ヨーガだったり、インド哲学だったり、ネイティヴアメリカンの手法だったり、大いなる意識と繋がった古代からの智慧を取り入れたり、音楽や絵画などのアートをじっくりと味わったりしています。
「安心」と「勇気」の意味
そして、「安心」と「勇気」ということを大事にしています。
それは何かというと、ヨーガでは、自分の内側にある透明な部分に触れていくと大いなる意識と繋がっていくと言われていて、それが「本当の安心」に繋がることなのではないか、と私は感じているんです。
「誰かに何かしてもらって安心」とか、「物やお金があるから安心」ということではなくて、「本当の自分に触れている安心」というものを感じられる場を作っていきたい。
そして、その安心に裏打ちされた「勇気」というものもあると思っているんです。自分の真にやるべきこと、魂レベルで、このために生まれてきたんだということをやる「勇気」というのは、深い安心と繋がっているものではないかと。
そのような場を作りたいと思って、このHealing Spaceも開いています。
今日のゲストは関本初子さん
今日は保育・子育て支援のプロフェッショナル、関本初子さんをお招きして、お話を伺っていきます。
初子さんはこのNPOの賛助会員でもあって、このHealing Spaceにもよく参加してくださっています。
初子さんの体験を通して観た「本当の自分」についてなど、さまざまな視点から伺っていきたいと思います。
関本初子さんのプロフィールはこちら
(文責:西宮さやか / 代表)
現在、「ヨーガ・音楽・アートで自分を見つめ癒していく Healing Space」というプログラムを毎月第四日曜日16:30〜18:30にオンライン(zoom)で開催しています。
数ヶ月に一回のペースで、会場での開催も行っています。
T-UPでコンセプトをわかちあい、呼吸を感じながらヨーガをし、
音楽や絵画をじっくり味わっていきます。
その時間の中で、自分の内側に、すこーし空間を作っていく。
ほーっと、ひと息ついて、心が落ち着くところに落ち着いていくのを眺めていく。
そして、その日、その時のありのままをわかちあい、受け取りあっていく。
ご自分のための静かなひとときはいかがでしょうか。
どうぞお気軽にご参加ください。
ヨーガ・音楽・アートで自分を見つめ、癒していく Healing Space
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