
詩 『道の空瓶』
陽気な弾みは疎外する
肉体の芯は消え去り
透き通る虚空は忘却の隅
転がり続けた乾きが
世界の底で燃え尽きて
砂を被って眠っている
汚れた影は
よろよろと
灰の上で躍り出す
重たい闇の狭間から
朽ちた花弁が
紛れ込み
微かな匂いと
うずもれて
尽きた彩を嘆いてる
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陽気な弾みは疎外する
肉体の芯は消え去り
透き通る虚空は忘却の隅
転がり続けた乾きが
世界の底で燃え尽きて
砂を被って眠っている
汚れた影は
よろよろと
灰の上で躍り出す
重たい闇の狭間から
朽ちた花弁が
紛れ込み
微かな匂いと
うずもれて
尽きた彩を嘆いてる