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らじみく界隈

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担当番組『RADIO MIKU』界隈のハナシを書いてる好事家向けマガジン
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記事一覧

10年前と10年後

10年前と10年後

今夜のオンエアで、清水藍がこの曲↓かけながら、急に昔のハナシをし始めたんですけども、ヒトの将来を「失業」言うな。

そういや10年前の今ごろ、2014年の秋に何してたのかなあと思い返すと、その清水を面接してたんですよね。

この稿の後日談を書いておくと、翌年4月に清水がレポーターとして「初鳴き」したのは、僕がPを担当していたワイド番組だったんですね。

スタジオに立ち会っていた僕は、素っ頓狂な声と

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初音ミク「マジカルミライ 2024」in OSAKA行ってきた

初音ミク「マジカルミライ 2024」in OSAKA行ってきた

恒例行事となっている初音ミク「マジカルミライ」ですけど、大阪遠征は2019年以来6年連続となってます。

幕張メッセで開催される in TOKYO には2020年と2021年に出展者として参加しましたけど、やっぱり千葉は遠い。
でもこの時はハイエースの運転という業者ならではの副産物もあって、ドライブ好きの僕にはこの上なく楽しくて。

一方、インテックス大阪で開催される in OSAKA。

こちら

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同期3コンテンツ、5年目に。

同期3コンテンツ、5年目に。

まずは祝辞。

今日9月30日は、スマホ音楽ゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』(以下「プロセカ」)がサービスを開始して4年となる記念日です。
おめでとうございます。

こちらの記事によれば、今年7月時点で、海外版『Hatsune Miku: Colorful Stage!』などを含む全世界でのダウンロード数は、なんと3,900万を超えたそうです。
数字、寄せてき

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相手の目を見ずに話すのは悪いことか?

相手の目を見ずに話すのは悪いことか?

公には「月に1回」とありますが、だいたい2ヶ月に1度のペースで、生配信番組に出演しています。

ラジオ番組の配信とは言えどカメラも使い、一応は動画配信の体裁となっています。
ただし、パーソナリティの清水藍の正面下方に、広角のWebカメラをフィックス(固定)で置くだけでズームもしません。

また相方となる僕は、彼女に向かって斜め左に座っています。
配信はふたりの会話に終始するため、清水の目線はずっと

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4年間、白旗を振り続けています。

4年間、白旗を振り続けています。

初めて仕事で初音ミクと関わった番組のオンエアから、今日でちょうど4年となりました。
もっと時間が経ってる気しかしないんですけども。

この頃には翌2021年からのコラボも決まってましたが、よりによってコロナ禍の真っ只中。

クリプトンさんも我が陣営もリアルイベントのオンライン化などで、毎年のルーティンが一変してしまい、定期的なミーティングもできず、「2本のレギュラー番組を放送する」以外、何も決まっ

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うらじみく報6/24

うらじみく報6/24

風前の灯

担当番組が金曜深夜から日曜夜へと時間移動して3ヶ月。
聴取率調査の結果はまだ出ないので、この移動がどの程度プラスになってるのか、まだわかってません。

時間移動については、単に「平日の深夜枠にお笑い番組を揃えよう」という戦略を立てることになり「どうぞどうぞ」と退いてから「さてどうしよう」と引越先を考えたので、戦略的なものではありません。

最近我が陣営では、ほとんどの30分番組がスポン

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ニコニコ障害で、思わぬ収穫。

ニコニコ障害で、思わぬ収穫。

6月8日未明からニコニコがサイバー攻撃を受けて、サービスを停止しています。
どうやら日曜の復旧は難しいようですね。

ニコニコはドメスティックなポータルなので、海外のハッカーたちには認知されてない、攻撃の甲斐のないサービスだと思ってたんですが、こんなことになろうとはごめんなさいごめんなさい。

拙担当番組『RADIO MIKU』ではニコニコの「ボカコレ」とメディアパートナーを結んでいることもあり、

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奇跡の2021年

奇跡の2021年

もう5月も半ばとなりましたんで、文字通り誠に遅ればせながら、担当番組『RADIO MIKU』がなんとか改編を乗り越えましたことを、謹みに謹みを重ねて報告いたします。

自慢じゃありませんが、非主流プロデューサーのわりに、立ち上げた番組はそれなりに長命で、日曜の朝ワイドは現在13年目に入り、また名古屋おもてなし武将隊の番組もなんだかんだで8年続きました。

デビュー作となった『電磁マシマシ』は3年で

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【ラジオ】プロデューサーとディレクター

【ラジオ】プロデューサーとディレクター

ラジオ番組はテレビに比べると少数で作ることができるとは言え、個人でもできる配信に比べれば、最低限の分業体制は出来ています。

パーソナリティ(局によってナビゲーター、MC、DJだの呼び名が変わります)がひとりという前提で、スタジオにいる人を挙げておきます。

スタジオ(ブース内)

❶パーソナリティ
…リスナーに向けて喋る人。他人を傷つける発言をしてはいけない人。

❷作家
…キー局の番組では必須

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「初音ミク花火」行ってきた

「初音ミク花火」行ってきた

昨日(4/26)横浜市山下埠頭で開催されたイベント「初音ミク Happy 16th Birthday 『Music & Fire Works』- Time Capsule -」へ行ってきました。

このイベントはタイトル通り、2007年8月31日に発売されたバーチャルシンガー『初音ミク』の16周年を記念した、花火とドローンアートによる野外イベントです。

そもそもなぜ「16周年」が記念なのかという

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ダギャー概論

ダギャー概論

2022年の11月、夢で清水藍が登場したんですが、その様子は決してロマンチックなものではなく、どちらかと言えば「悪夢」の類でした。

その姿もリアルプロポーションではなく、まるでミクダヨーさんのようないでたちだったのです。

ガバッと起きた僕は、iPadのメモに描き起こし、それを基に着色しました。

これが「ダギャー」の成立です。

これを描いた時、正直面白いのかどうか判断に迷ったんですが、数日か

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ボカコレ七転八倒超凸急(追記あり)

ボカコレ七転八倒超凸急(追記あり)

毎度お騒がせしております。たいして騒がれてもいないですが。
『ボカコレ2024冬』到来、またまた新作投稿です。

今回は作詞と作曲、ミクV4Xを除く調声、アレンジとミックス、動画編集と書き出し、投稿を担当しております。
上記の責任の一切合切はアテクシにあり、それ以外の責任は何もかも清水藍のものとご認識いただけますと幸いです。

ルーキー気分からの卒業

僕が『ボカコレ』楽曲制作に関わったのは、20

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作り手目線のボカロ曲の楽しさ

作り手目線のボカロ曲の楽しさ

いよいよ『ボカコレ2024冬』も間近というところで、曲がすっかり仕上がったので、清水藍からの調声済みミクさんとビジュアルが届くのを「マダァ?チンチン」と待ち構えているアテクシです。

この1年を振り返ると、ボカコレの開催月が変わったり、『1枚絵動画投稿祭』があったおかげで、投稿祭向けに4曲も書くことになりました。

「みそみそうみゃあ」を作り始めたのが昨年2月12日で、新曲ができたのがちょうど1

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