真面目な事業主さんに多い悩み、従業員やスタッフの「言葉」を信じられなくなってきている
人の悩みは、お金、人間関係、健康の3つに分類されるとよく言われますが、ビジネスで言えば売上や人材のことがほとんどかなと思います。
その立場によって、同僚なのか、上司なのか、部下なのか・・・
そういったことも関係してきますよね。
私のところにも、これらの相談をされる経営者さんも多いのが現状です。
特にスタッフさんを管理するプレイングマネージャー的な方は、そのポジションを社長が兼務している場合もあり、そのたぐいの悩みは尽きません。
皆さんよく言われるのは、
言葉は信じてあげたいが、行動が伴わない
とか、
こちらが信じなければ信用してもらえない
など、感情的なものが入ってしまうことが多いんです。
もちろん、毎日のように顔を突き合せれば情も入ると思いますし、一度でも信じて「よかった!」と思うことがあれば、その記憶はずっと残ります。
また、言葉と行動が伴わない時に
ガミガミ言っていいものかと・・・
優しく言いすぎても効果が出ないかもしれないし・・・
管理する側になった方は、一度は同じような経験をされたことがあるのではないでしょうか・・・
こういった「人間関係」を完全に解決するのは難しいかもしれませんが、ある程度の指針を持てば、見えてくるものが違ってきます。
例えば
本音=行動に表れる
という指針を打ち出したとします。
その上で、まずは、当てはめてみてください。
ガミガミ言いたい
もし、本当にガミガミ言ったら、その本音は
・本人のために
・会社のために
・その人を思いどおりにさせたい
などなど
しかし、そう思っても言わなかったら、その本音は
・やめられたら困る
・嫌われたくない
・どうしていいかわからない
などなど
どちらの方が「強い」かにもよりますが、やはり本音は行動に出やすいのです。
そこを曖昧にせず、共有事項、共通認識として
私はこういう考えでいますよ
と伝えておくだけで、周りも変化してきます。
ブツブツいいながらも、お仕事はきっちりやる人がいたとします。
ブツブツ言うことに焦点を当てずに、お仕事をきっちりやるという行動を見ていたらいかがでしょうか?
今回は 本音=行動を表す というお題でお話しましたが
その「指針」が曖昧だと、どうすれば評価され、どうすれば評価されないのか、どこまでは大丈夫なのかをスタッフさんたちはわからないのです。
人のアタマの中は見えません。
しっかりと考えを伝えて、活気あるチームマネジメントをしていきましょう!
今回も私の個人的な考えをお話しました。
皆様の何かしらの参考になれば嬉しく思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。