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本日教えてもらった言葉「ベキベキ星人」と「ネバネバ星人」からブランディングについて考えてみる

以前、「時間泥棒」「クレクレ星人」という言葉について教えてもらったというお話をしましたが、その記事を見た方から

「ベキベキ星人」や「ネバネバ星人」という言葉もあるよ

と教えていただきました。

ベキベキ星人・・・こうするべき、こうあるべき

ネバネバ星人・・・ねばならない

らしいです。

これを聞いた後にネットで調べてみたのですが、あまり良い意味では書かれていませんでしたね。

こういう方々は人に「こうするべき」「ねばならない」を押し付ける

みたいなことがたくさん書かれておりました。

確かにネガティブな要素はあるかもしれませんが、私は決してそうとばかりは言い切れないのかなと思っています。

それは人の「受け取り方」にもよると思いますし、人にはそれぞれ考え方や生き方があって、その生き方が心地よかったり、ルールのある中では必要になってくる時もあるからです。

それはさておき、私はブランディングについての講座を開いております。

実は「ブランディング」とひとことで言っても、これまた色んな考え方や定義みたいなものが存在しています。

ですので、ブランディングとは「こういうことだ!」というのも違うと思いますし、「こうあるべきだ」というのも少し違うように感じます。

私はブランディングの講座をやる際、最初にその講座の「ブランディング」とはどういうものと定義しているかを説明し、受講する方と共有するようにしています。

そうでないと、受講する方の「ブランディング」と私の「ブランディング」の受け取り方が違うと、よくわからないものになってしまうからです。

例えば私はブランディング=「信用・信頼」と位置付ける時があります。

そうするとブランディングではこういった「ねばならない」が無くなっていきます。

  • 差別化しなければならない

  • オンリーワンにならなければならない

  • 一番にならなければならない

そうなんですよね。

多くの方は、何かものを購入する時に、

「必ずその地域で一番の有名店で購入している」
「どうせ買うならと日本一のものを毎回探している」
「絶対に人が持っていないモノじゃないと嫌だ」

何か特別なこだわりがある方以外は、いちいちこういうことを考えて購入しませんよね。

ブランディングのために目立つキャッチフレーズが欲しくて、そこを目指すことは大切だとしても、最終的な目的は売上を上げることになると思いますし、他にも大切なことはあるわけです。

さきほど

私はブランディング=「信用・信頼」と位置付けました。

つまりこの場合は、顧客にとって「信用・信頼できる」と思ってもらえることや必要とされることがブランディングになるのかなと・・・

であれば、日本一でなくても、地域で一番有名でなくても、オンリーワンでなくても、必要とされていれば問題ないわけです。

逆に言えば、日本一のブランドが好きな人からしたら、あなたが日本一ではなくなったらどうなりますか?


なぜ、こういうズレが生じてきてしまうかというと、集客とブランディングを同じだと思っている人が多いからなんです。

もちろん、どちらも大切なのですが、その前に

商品・サービスの中身
ニーズ

を一番に考えましょう!ということです。

理由は簡単で、
 ●集客やブランディングはあなたのため
 ●商品・サービスの中身とニーズは顧客のため

だからです。

それに、商品、サービスの中身がよくて、ニーズがあれば、売上が上がる気しませんか?

集客やブランディングは、「あなたの存在を知ってもらうため」の施策に過ぎません。

では、商品、サービスには自信があって、存在もアピールしているし、集客もそこそこ出来ているのに、売上が上がらないのは、どうしてでしょうか?

はい。残ったのは「ニーズ」、つまりニーズが合っていない方を集客しているということになります。

だんだん絞れてきましたね。

ちょっと長くなってしまいますので、まとめると、

あなたの商品・サービスを「必要」としている人に「信用・信頼される」のが今回私がお伝えする「ブランディング」ということになります。

そうはいっても「信用・信頼される」のって簡単ではないですよね。

では、あなたはどんな人を信用しますか?信頼しますか?

そこに大きなヒントがありますよ!

SNSでいきなりメッセージをくれて、儲け話を持ってくる人ですか?
もし、それが東大卒の人なら信用しますか?
凄い資産家の方なら信用しますか?

逆に
10年隣に住んでいる右足に障害のある人だったら?
知り合っての歴史は短いけど、困っている時に助けてくれたフリーターの人なら?
一緒に日本語教師養成講座を卒業した仲間なら?

今日は視点を少し変えてお話してみました。

今日、お伝えしたかったのは、ブランディングについて「こうあるべき」「ねばならない」と思いこむのではなく、まずは自分自身の「目的」から掘り下げていけば、考え方が整理され、集客は集客、ブランディングはブランディング・・・と優先順位ややるべきことなども見えてくるのかなと思います。

皆様の何かの参考になれば嬉しく思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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