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007 ジェームズ・ボンド関連記事

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SF007が書いた007関連の書籍、映画、ゲームの感想記事のまとめです
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記事一覧

007一本目は地道な捜査【007 ドクター・ノオ】(1962)

ジャマイカの諜報員仲間が殺された!動機は!?犯人は!?調べてみた!そんなノリの記念すべきシリーズ1作目。こりゃ悠々自適にバカラで美人を引っ掛けている場合ではありませんな。もちろんボンド役はショーン・コネリー。この時御歳32歳。...32歳!? オープニングシークエンスのグラフィカルっぷりは今見てもクールですね。 舞台となる南国ジャマイカの南国感は大変素晴らしいけれど、そこでやる事は聞き込み。とにかく聞き込み。誰かに変装とかではなく刑事ばりに関係者を捜査するボンドが新鮮。空港

ボンドとトルコと秘密のトランク【 007 ロシアより愛をこめて 】(1963)

いや、罠でしょ。罠だろ。罠だよね。わかっていても飛び込むしかないのが007。 第二弾の舞台はトルコ・イスタンブール。冷戦まっただ中の所に火に油を注ぐ不敬な輩スペクターの魔の手が迫る。 見所はやはりトルコの異国感で絨毯ショップに踊り子やキャットファイトと観光気分もさることながら、やはりQのスパイアイテムに尽きます。小学生の無駄機能たっぷりの多機能筆箱の如く、次々とトランクから飛び出すスパイ道具の数々はやっぱり楽しい。金貨に銃弾、組み立て式のライフルはワクワクしますし、ロマン溢

世界の命運は健康診断から【 007 サンダーボール作戦 】(1965)

運がないぜスペクターゆすりたかりの名手である犯罪組織スペクターの今回のお題目は核爆弾。爆撃機のパイロットと同じ顔の奴まで用意して準備万全、これでNATOを強請って大金ゲットだぜ! だけど同じ病院にたまたま健診に来ていたボンドがいて、手がかりを残してしまったのが運の尽き。本当にたまたまなんだよなぁ…。 そして今回のアバンタイトルのアクションは女装男との激しいバトルに有名なジェットパックに用意周到なボンドカーと少年心をくすぐるガジェット盛りだくさん。もう大満足。 そしてこれでも

ジョージの愛と運命【 女王陛下の007 】(1969)

たった一度だけのボンド映画たった一度だけジェームズ・ボンドを演じたジョージ・レーゼンビーはボンドの中でも笑顔が甘い。若さもあるし、さわやかなボンドだ。 そんなボンドに用意されたのは本当の恋。 1人の女性との甘い時間をあんなに長く使うなんて他の007には無い。他のボンドはいつだってどこかドライだ。しかし彼のボンドにそれはない。 本作には他にもボンドを誘惑する女性は登場するが、お決まりの決め台詞を使い回すあたりでお仕事感がわかりやすく出ている。 それに比べてトレーシーとのあんま

ゲェッ!乳首が三つ!【 007 黄金銃を持つ男 】(1974)

シリーズ随一の変なボンド映画ボンドに殺人予告をしたのは謎の殺し屋フランシスコ・スカラマンガ!殺されちゃたまらん!こうなりゃ返り討ちだ! まぁそんな歴代007映画のワーストを飾る事の多い本作ですが、改めて見るとこれが面白楽しい。 本作は変な映画です。しょっぱなからサイケな殺し屋バトル、そして謎の憎たらしい小男ニック・ナック。 そこからのボンドのアジア珍道中は山あり女あり力士ありで見応えたっぷり。バンコクでボンドが力士に苦しめられるんだから最高ですよ。なにも考えない方が良いです

楽しく面白い幸せな007 【 007 私を愛したスパイ 】(1977)

ムーアボンドはとにかくユル楽しいジェームズ・ボンド役者の中でもロジャー・ムーアはとりわけユルい。肉弾戦はユルいし、表情も常にユルい。女性が絡むとさらにユルい。だけどそのユルさからくる軽やかさと、紳士な佇まい、その余裕さがたまらなく頼りになるし、楽しい。ムーアボンドはカッコいいというより楽しく面白いボンドなんだ。 そんなユルい第10作目にしてムーアボンド3本目、あのスカラマンガとの死闘(?)のお次は超娯楽大作。超巨大なセット、美しいヒロイン、大量のエキストラ、見るだけで楽しい

ボンドとオタクとヤバい女【 007 ゴールデンアイ】(1995)

完璧ボンド登場!ゴールデンアイ。あのニンテンドウ64のゲーム「ゴールデンアイ 007」でも有名なブロスナンボンド1作目はかなり力の入った作品。 時は90年代、ソ連の崩壊にMの交代と様々な事柄が変わり、更に今回は悪の親玉が元00エージェントと大奮発。ピアース・ブロスナンが演じるボンドはやはり完璧で軽いジョークと甘いマスクでクールに仕事をこなして行くのでカッコいい。もう立ってるだけで様になるんだからズルいよね! 存在感がデカすぎるぜオナトップ!更にボンドガールの二人の活躍も大き

ボンドと大人なドラマ【 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ 】(2000)

よくも純粋なボンドの心を弄んだな!?…という冗談はさておいて、本作は悲劇のヒロインかと思いきや絶世のセクシー悪女エレクトラが今回のボンドガールだ。女の恨みは怖いぞ。 敵役の痛覚を失ったテロ男もボンドも彼女を中心に周り弄ばれ、世界の危機へと招いて行く様はなかなか他の007映画とは違ったドラマ重視の大人な雰囲気だ。 こんなタイプの違う二人の悪人に立ち向かうボンドは最初から手負いで最初から失敗となかなかにプライドが傷つけられている。だからか挽回と言わんばかりにエレクトラ警護に頑張

洋ゲーの洗礼がボンドを襲う【007 トゥモローネバーダイ】 (PS1)

世界はまた、この男に救われる映画「007 トゥモローネバーダイ」我らが英国スパイのジェームズ・ボンド(ピアース・ブロスナン)とメディア王とが対決する1997年18作目はよくまとままった個人的にはブロスナンボンドの中でも優等生な出来な一本でした。まぁ裏を返せば突出したものがない映画なのですが、本作はそんな映画を題材としたTPS。 ニンテンドー64の名作FPS「ゴールデンアイ007」の後に発売されたゲームという事もあり期待するヒトもいるかもしれないが、本作はゴールデンアイを開発し

ダニエル・クレイグで再撮影!【ゴールデンアイ 007】(Wii)

突如アイツが帰ってきた!2010年。Wiiでのゴールデンアイ発売に当時とても驚いたことを覚えている。あの伝説のFPS「ゴールデンアイ 007」がリメイクされて帰ってくるとは。発売はアクティビジョン、開発はEUROCOM、そして日本での販売はなんと任天堂だ。日本の販売を一任しているとは、任天堂のゴールデンアイに対する特別な想いが伝わってくるね。(まぁそのせいでグラフィックの良いPS3と360版が日本で発売されなかったけれど) しかし本作は64のゴールデンアイとはほぼ別物だった

ダニエルボンドの新たな任務【 007 ブラッドストーン 】(360)

クレイグボンドのオリジナル展開今までのボンド像を一気に覆したダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドはまさに革命的であり衝撃的だった。綺麗にスマートではなく、荒削りにワイルドで現代に見合った人間臭い007。そんなダニエルボンドにもついにオリジナルストーリーのゲームが登場だ。 今回はTPSでボンドが悪の野望を阻止する為に各国に飛び回ってボンドが暴れ出す。カバーアクションを使って敵から隠れながら静かに敵に倒し、諜報活動を行う。近づく敵にボタン一つで迫力ある格闘モーションを魅せ

11年ぶりの007ゲーム!【Cypher 007】(Apple Arcade)

そいつは突然現れたなんとなくアプリストアでApple Arcadeを覗いてみたら目を疑った。なんと新作の007ゲームが配信されているじゃないか!前情報とか一切知らなかったから驚いたのなんの! 思えば最後に007ゲームが販売されたのは2012年の「007 Legends(日本未発売)」だった。あれ以来007のゲームは販売されず、ずっと心待ちにしていたが、ジェームズ・ボンド60周年の今年、突如新たな007のゲームが登場したのだ。その名は「Cypher 007(サイファー 007)

【 007 猿の手を持つ悪魔 (デヴィル・メイ・ケア) 】(2008)

今年はがんばって読書するぞ!…と意気込んでいる。 やっぱり色んなSF小説を読んで更に知見を広げたい!そんな事を毎年思って本を買っては積んでいた。だけど今年はちょっと趣向を変えたアプローチをする。 今までは初っ端から明治の文豪作品やら1ページの密度が濃すぎるSFやらハードルの高い小説を読んでは圧倒されて断念するパターンが多かったし、読む時間を決めることもしなかった。これがよくなかった。 今回はまず今ハマっているアニメのラノベから読み始め、寝る前にスマホを覗くのをやめて本を読む

【007シリーズ入門】 新作「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」に向けてどれを見るべきなのか

007の新作「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」が延期の延期の果てに2021年10月1日に公開される。 主題歌はグラミー賞を取ったビリー・アイリッシュ。監督はドラマ「トゥルーディテクティブ」で超硬派なクライムサスペンスを描き切ったキャリー・フクナガ、そして敵役はボヘミアンラプソディーでフレディを演じたラミ・マレックと凄まじい布陣だ。 そして今回はダニエル・クレイグ演じる6代目ジェームズ・ボンド最期の作品と言われている。 さてそんな007シリーズだけど、今まで一本もご覧になっ