初夏の様相: その6BY都立殿ヶ谷戸庭園
REV24
ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。
もはや、言うまでもない事なのですが、他の庭園もこの時期は、こんなにお花が少ないのでしょうか?
入り口先の掲示板・案内板の説明パネルがスッキリと九つに再度なっていました。
訪れた当日(前回の日曜日です)の説明パネルに乗っていた草木は以下の通りです。
モッコク
ムシトリナデシコ
ヤマユリ
オオマツヨイグサ
オミナエシ
カワラナデシコ
ヒメヤブラン
オオバギボウシ
ヤブコウジ
以下、今回撮影した草木です。
九つという数もそうですが、全体的に小振りなお花が少しずつ咲いている感じでした。
そういう意味で、やはり、庭園を訪れる目的としてのお花を愛でるという点では、現状のお花の数やボリュームでは不満足と言わざるを得ません。
ただそれも、(半?)自然が相手の為、致し方ない面もあるやに思えます。(人口では無いので、いつも沢山のお花が咲いている状態をキープするというのは無理な相談でしょう)
その為に、講師はアナザーストーリーで投稿したように、お花を愛でるという観点以外の都立殿ヶ谷戸庭園を訪れる目的を考えました(実際は感じたという方が正解かも知れません)
特に今の初夏の時期は新緑が雨上がりなどでは鮮やかな緑であり、日の光もまた眩しい金色?の時期であり、緑との対比・コントラストが体に良い感じが多いにする季節です。
また、逆の視点で考えてみると、(初)夏である、現在は気温が高い時間帯が長いので、ある意味、生ものの花木は咲いていられる期間が短いのかもしれません。
そこで、インターネットで夏の時期の花木の種類を確認してみました。
念の為、6月から8月に咲いている花の一覧を調べてみましたが、かなりこの時期に咲いているお花は多い様です。
むしろ、11月と12月、そして1月が咲いているお花が少ないという事の様です。
勿論、咲いているお花が該当の時期に沢山あっても、東京都で育たないものは対象にはならないでしょうし、咲く事が有っても、都立殿ヶ谷戸庭園で植えて、育てていなければ、当然、咲くことは無いと思います。
この辺りは、該当庭園の運営方針にもよると思いますが、新しい草木をどんどん取り入れるのか?それとも現状を維持するのか?等、庭園の運営方針に依存すると思われます。
但し、確認したところ、都立殿ヶ谷戸庭園は文化財(名勝)指定がされている様で、あまり、名勝の詳細には詳しくは有りませんが、残念ながら、容易には現状変更が出来ないのではと思えます。
結果、人により好き嫌いはあると思いますが、現状の草木を、静かに、都立殿ヶ谷戸庭園では愛でるしか無さそうです。
暑くなってきた今日この頃、皆さんは散歩などはされていますでしょうか?
講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。