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スメルズ・ライク・肉味噌スピリット
おはこんばんちわ。久々にMunch Cookingの時間だ。俺の絵面から入る適当クッキングの中で、圧倒的に「レシピ教えて欲しい」の声が多い「肉味噌」。今回は満を持して皆さんに伝授して差し上げようと思う。……などと勿体つけてみたものの、実はこのレシピには特別な秘密はない。一般家庭にあるような調味料だけで出来るので、皆さん是非お試しあれ。
因みにこの肉味噌は「冷水に一晩つけたピーマン」を食べるためだけに作られたものなので、脂も味も濃いめのレシピになっているのをお忘れなく。まあ、何にでも合うけどな。
錬成素材
合い挽き肉(牛・豚) … 200g
ニンニク … 2かけ
ショウガ … 親指の第一関節ぐらい
白ゴマ … 大さじ2
ごま油 … 大さじ1
味噌 … 大さじ3と1/2
砂糖 … 大さじ2
塩 … 小さじ1/5
胡椒 … 不安になるぐらいたっぷり
肉味噌のレシピ
1.大惨事!ニンニクとショウガが無惨な姿に!
まずは下ごしらえだ。ニンニクとショウガをみじん切りにする。そして、味噌・砂糖・塩・胡椒を混ぜ合わせた味噌ダレを先に作っておこう。最初にも書いたけど、胡椒は不安になるぐらいたっぷり入れていい。
そうしたらフライパンに胡麻油を引いて無惨な姿になったニンニクとショウガを中火で軽く炒める。ニンニクのいい匂いがしてきたら、挽肉を投入する。
2.混ぜ混ぜしたい気持ちをグッと堪えて…
フライパンに挽肉を入れたら、あまり動かさない。肉の食感を大事にしたいから、いきなり混ぜ混ぜしちゃダメだ。まずは片面をじっくり2分ぐらい焼く。そしたらひっくり返してまた2分。軽く焦げ目がつくぐらいの勢いでいい。でもニンニクは焦がさないように気をつけること。ちょっとぐらいならほぐしてもいい。っていうか俺は大体ちょっとほぐしてる。中火が強いようなら少し弱めにしてもOK。この段階で、豚が多めの合挽肉だとかなり油がでる。恐れ慄いてはいけない。油脂こそ正義だからだ。
3.冷静と情熱の間
油がブツブツ言いだしてテンションが上がってくる頃だが、一旦落ち着こう。火を止めて、深呼吸する。あまりほぐしてない状態だと「これが肉味噌になるんか?」という不安なルックスをしていると思うが問題ない。ここで味噌ダレの投入だ。再び火をつけて中火と弱火、つまり冷静と情熱の間ぐらいの火加減で混ぜ混ぜしながら焼きを入れる。
4〜5分ぐらいだろうか。脂がまた美味そうにブツブツ言い出すはずだ。焼くというより揚げ焼きに近い。これで水分を飛ばしてしまうって寸法だ。やり方的に正しいかどうかは知らないが、俺はこのやり方の方がテンションが上がる。動画で見せているのも、まさにこの瞬間だ。
4.味見する時の熱さが食べる時の熱さじゃない
ちょっと味見をしてみよう。アツアツだと塩分を感じにくいから「ちょっと味噌が足りないかも」と思うぐらいで正解。火を止めたら、最後のピース、白ゴマを投入。まあ別に白ゴマはなくてもいいんだけどな。これで完成。
たっぷりの脂ごと保存容器に入れたら、常温で冷ましてから冷蔵庫に。4〜5日は持つはずだけど、俺はそれまでに食べ切ってしまうから検証したことがない。
エピローグ.大正義。肉味噌は世界を救う
ピーマンはもちろん、冷奴や白飯にも合う。レタスやサンチュもいいな。その場合はキムチと合わせると幸せになれる。まあ、いろいろ試してみてほしい。
現場からは以上です。