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投資によくある横文字

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
いまは、当たり前の様に横文字と言うか、主に英語での表現・表記が増えていると思います。
 
例えば、「投資信託」ですが、多くの運用会社では「ファンド」と表現していますね。
ちなみに、EDINET(Electronic Disclosure for Investors' NETwork)~金融庁(関東財務局)が運営する『金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム』~に掲載されている投資信託の「有価証券届出書」のファンドの名称の記述についても、一例として野村アセットマネジメントの「(1)【ファンドの名称】NEXT FUNDS S&P500 ESG指数連動型上場投信(以下「ファンド」といいます。)」としていますので、運用会社でも「ファンド」という認識だと思います。
 
また、ファンドが投資している「株式」や「債券」などの組み入れ状況についても、「ポートフォリオ」と表現することが多いですね。
 
「月次報告書」も多くの運用会社では、「月次レポート」や「マンスリーレポート」としているようです。
他にも、「ポートフォリオ」の運用の目標となる「運用指標」のことも、「ベンチマーク」と言いますね。
ポートフォリオを組む「運用責任者」のことを「ファンドマネージャー」や「ポートフォリオマネージャー」とも言います。
「運用成績」についても、「パフォーマンス」と言う事がありますし、そもそも投資にあたって「投資リスク」と言いますからね。
 
最近では、「SDGs」を名称に掲げる投資信託や、「ESG」を掲げる投資信託もあります。

特に、「ESG」については、世界的にも名称や投資戦略に「ESG」を掲げるファンドが増加している中で、運用実態が見合っていないのではないかとの懸念(グリーンウォッシング問題)が世界的に指摘されています。
その中で、金融庁は「金融商品取引業者等向けの総合的な監督指針」の改正を行い、「ESG投信」の範囲を定めるとともに、「ESG」に関する公募投資信託の情報開示や運用会社(投資信託委託会社)の態勢整備について、具体的な検証項目を定めています。
 
ESGとは、環境(E: Environment)、社会(S: Social)、ガバナンス(G: Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉ですが、世界は地球温暖化や水不足などの環境問題、人権問題や差別などの社会問題など、様々な問題・課題に直面しています。

ESGを経営の観点にしている企業に投資する「投資信託」に投資することもよいとは思いますが、投資の基本も色々と言われていますが、ワタシは「資産」、「時間」の分散が基本だと思っています。
「資産」とは、最近は「アセット」とも言いますが、投資対象も「債券」、「株式」などの分散、他にも投資国を「日本」、「先進国」、「新興国」などへの分散、さらに、「積立」に表されるように「時間の分散」も必要と思います。
そして最後は、「時間」のなかでも「長期間」の「投資」が必須と思います。
  
本日の1曲は、「未来へ」。Kiroro(キロロ)です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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