「怪獣人間の手懐け方」
久々の読書感想文は箕輪厚介氏著の「怪獣人間の手懐け方」です。
簡単ではありますが、紹介と感想を書いてみようと思います。
箕輪さんを知ったのはなんだったか記憶にはないのですが、普段から情報を追っている人たちやnewspicksといったメディアで知ったのだと思います。何をする人なのかはわかっていなかったのですが、第一印象としては「すごそうなやつ」という感じでした。なぜ、すごそうと思ったのか・・・そこまで考えたことはなかったのですが、この書籍を読んで、その種明かしがされた感じはありました。
このフレーズから書籍は始まります。だいたい、こういった書籍の冒頭では似たようなフレーズから始まるのですが、同じページに一つの答えであり本書のタイトルである
へ続きます。
「怪獣人間」とはどんな人か?書籍を読まずとも、「怪獣のような人間」ということはわかります。抽象度高い状況から、見城徹氏、堀江貴文氏などのエピソードが展開されるのですが、なるほど確かに怪獣だと思わせるほどのエピソードの数々。
溜め込むエネルギーと出力するエネルギーが無尽蔵にあるかのようなエピソードの数々。それについていく箕輪さん。しかし、ただついていくのではなく自分を出していく箕輪さん。
冒頭で「特別な才能はない」とされていますが、いやいやしっかりした才能だと思いました。というか、表に出ていく人というのは何かしらの特別な才能があるんだと思います。
確かに、エピソードにでてくる方々のような才能ではないかもしれません。では、箕輪さんの才能は何かを僕なりに上げてみると
✅ 自分が望むものと相手が望むものの重なり具合を見抜ける
✅ あらゆる経験を結果自分に矢印を向けることができる
✅ 出会いに対する嗅覚と距離感覚
印象的だったのは、どこかドライな部分があるということ。勝手な印象ですが、肩まで浸った関係を持ってるイメージがありました。もちろんそういう方もいらっしゃるのでしょうが・・・。しかし、文章的に距離感を大切にされているような書き方エピソード。ここは勝手に共感したところです。距離感を保ちたい性格なので・・・。とはいえ、寄らなきゃならないところは寄るという感覚値ではありますが、エピソードから学べたような気がします。
いくつか印象的なフレーズはありましたが、
が特に響ました。文章の中にこうあります。
なんか少し今の自分に照らし合わせて考えてしまう一節でした。もちろん柱をどの規模で用意しておくのか・・という違いはあるにせよ、それこそ多動であればあるほど、自分を保てるのだろうと感じました。
不思議ですよね。多くの柱を持っているとどこか「軸がなさそう」に見えるのですが、柱を多く持っていた方が「自分という軸はきちんと持てる」ってこと。少し印象が変わりました。
よくよく考えたら、怪獣人間を手懐けている・・・怪獣よりすごいじゃないか・・と思いました。おすすめの書籍です。
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