「アウトプット」で確かめる
以前、「教養バカ」という本を読んだ時に、
「伝わるとは相手が頭の中で自分が思うような絵が描けた時」
というフレーズを目にして、自分の中で何かが動いた気がしました。
久々に同じようなことを考えてしまったのです。
この記事は、仕事を進めていく上でのコミュニケーションに難しさを感じてる人に向けて書いています。よかったらスキをお願いします。
イメージが多様化してる
さて、最近特に思うことは、仕事相手の中にあるイメージが多様化しているということです。おそらくですが、インターネットの影響だと思います。パーソナライズされたコンテンツを手元のスマホで見ることが増え、完全に個人の世界に没頭しやすくなりました。
それゆえに、見ているものが大衆的なものではなく、特化したものになってきています。しかし、僕も含め本人は特化してるつもりはなく、どこか自分は一般だと思ってるところがあります。。。ありますよね??
そこが厄介なポイントだと思うわけです。
特化した感覚でいる状態なのに、一般的だと思ってる、つまりみんなわかってるよね?って感じになってしまってるということです。
そんな中、いろんな会話をするわけです。
さらに効率化
しかも最近はオンラインコミュニケーションが多発してることで「効率化」がどこか染み付いていて
余計なことは言わずに端的に・・
というムードがどこかしらあります。
「みんなわかってるよね?」と「端的に」が混在した時に生まれやすくなってしまうのは、いわずもがな「ズレ」です。
「伝わったと思っていたものが伝わっていない」
さて、冒頭に戻りますが、
「伝わるとは相手が頭の中で自分が思うような絵が描けた時」
これです。相手の頭の中で描かれた絵が、相手の価値観でだけであった場合、描かれたものにズレが生じ、「伝わったと思っていたものが伝わっていない」ってことが起こるような気がしてます。
アウトプットで確かめる
それを避けるために最近僕がやっていることは、とにかく自分のイメージをアウトプットして見せることです。そこで「合ってる」「違ってる」がわかるだけでもかなりコミュニケーションとしては正解だと思っているのです。
アウトプットをただするのではなく、確かめる・・・ってことをしています。
確かめることが目的なので、アウトプットの質や精度はこの際、度外視です。アウトプットの評価が目的ではなく、コミュケーションのためにアウトプットを利用するということですから。
もし、この記事を読んでくれたあなたが、「伝わったと思っていたものが伝わっていない」みたいな状況になったのなら、雑でもいいので、アウトプットで確かめる・・みたいなことをやってみてはいかがでしょうか?
最後に「教養バカ」をご紹介しておきます。よかったらこちらもどうぞ。
結構アウトプットに関する記事は書いてるんだな。。。笑