360. あと5年で本当にそうなるの?山本康正氏の書籍「2025年を制覇する破壊的企業」を読んで。
山本康正氏の書籍「2025年を制覇する破壊的企業」という本を読みました。今回はその読書感想文となります。どうも稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。よかったらスキやフォローをお願いします。さらによかったらシェアしてくれるとありがたいです。🙇♂️。
さていつも通りに気になった箇所をピックアップしながら展開していきます。
2025年の世界に大きな影響力を持つ世界最先端11社
この書籍で語られている破壊的企業とは、次の11社です。
☑️Google ☑️Amazon ☑️Facebook ☑️Apple
☑️Microsoft ☑️Netflix ☑️テスラ
☑️インポッシブルフーズ ☑️ロビンフッド
☑️クラウドストライク ☑️ショッピファイ
前半の7社とショッピファイは知っていましたが、残りの3社は正直初耳な企業でした。あなたはどうでしょう?この各企業がどう破壊的なことをおこしてくるのか、というのは各章に具体的に書いてあるのですが、なにより冒頭に書かれている「未来予想図」とされている約20ページの物語です。
パッと読むといわゆるSF映画のワンシーンのような物語になっているのですが、想像というよりも実現できそうな物語なのです。
確かにこれらのことを成すことができるのはまず上記の8社であり、知らなかった3社が加われば、「うんそうだよね」という感じを受けます。
本当に、この11社で事足りるなぁというイメージがあります。
もちろんそれは例えば、現代においても車という文脈でも1社ではなく複数社あることを考えると、この独立した11社がもつ業界にそれぞれ枝葉的に企業が連なるのでしょうが、しかしながら、この11社は正しく破壊的な強さがあるのを疑いようがないです。
キーワードは体験
各社の未来予想図にも、後半のそれに向けた我々の振る舞いや考え方にも通じるものとして「体験」というキーワードがありました。
体験を言葉として軸に置くことによって、事業というものへのこだわりも意味を持たなくなる、その柔軟な考え方が未来を作り継続していくという感覚を持ちました。
事業軸で考えていると提供できるサービス(体験)はその事業の幅でしか語ることができません。それではこの11社の破壊に飲まれていく。まぁ飲まれるのは仕方ないことなのかもしれませんが、駆逐されていくに近い飲まれ方になっていくと思います。
事業に対するこだわりというものをどこまで柔軟に考えることができるかというのが大きな機軸になるような気がしますね。
ちょうどスピリチュアルな会話でいうと「風の時代」に入ったとされている今。こだわりや固定された感覚が重要視される「地の時代」からの切り替えを・・・みたいなことを聞きますが、同じ会話のように思えました。
少し残念なこと
やはり残念といえば、これらの企業に日本企業がいないということかなと思います。書籍の中ではショッピファイの流れでBASEが紹介されていましたが、やはりこの辺りの企業は海外が強いですね。
BASEは僕も勝手に応援してる企業なので、この破壊的な企業と戦ってもらいたいと思います。
いずれにしてもこれらの話がまず5年後というのが驚きであり、納得であり。だからこそ今ちゃんと捉えておかないといけないことはあるなと感じる次第です。