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あなたはどの段階?三段階での自己PR育成法
こんにちは。
すーすです。
今回は自己PRについて書いていきたいと思います。どの省庁や自治体でも必ずといって良いほど聞かれる自己PRですが、困っている方も少なくはないのではないでしょうか。
自己PRを準備することは、自分の就活の軸やガクチカ、志望動機について考える際にも必要となってきます。
これから3段階に分けて、自己PRの育てかたを紹介いたしますので、自分の自己PRがどの段階かを把握しながら、一緒に育てていきましょう。
第一段階「性格、特性レベル」
まずは自分がどういう性格や特性を持っているか、把握しましょう。
具体的なエピソードは後々準備していきます。まずはどんなことでも良いので、自分の性格や特性について書き出してみてください。
何も思いつかない人は、自分がこれまで頑張ったことや周りの友達や親から褒められたことを思い出してみましょう。
ここでは、以下のようなざっくりとしたもので大丈夫です。
「人の気持ちを考えられる」「計画性がある」「自己研鑽を怠らない」「英語が話せる」「リーダーシップがある」「誰とでも仲良くなれる」
第二段階「これまでの人生で役に立ったレベル」
(ここが一番が重要かつ大変な段階です。)
第一段階で挙げた自分の強みの中で、これまでの人生で役に立ったものがあるか考えてみましょう。
例えば、
・「自己研鑽を怠らない」性格のおかげで、苦手なことから逃げずに努力した結果、〇〇を克服し成長することができた。
・「計画性がある」特性のおかげで、コツコツ〇〇を行い、目標としていた〇〇を達成することができた。
・「誰とでも仲良くなれる」特性のおかげで、サークル内で起きた〇〇を解決した。
第一段階から第二段階に進むには、上記のような自身の挙げた強みを裏付けるエピソードが1〜3つ必要となります。
1〜3つほど用意できれば、自身の強みに再現性があることを証明できると同時に、考えや行動に一貫性を持たせることが可能です。
また、その一貫した考えや行動は、就活の軸として使いまわすこともできちゃいます。
例えば、
私の強みは「自己研鑽を怠らない」点です。
〇〇では強みを活かし、〇〇の成長に繋がりました。
また、〇〇では強みを発揮し、苦手だった〇〇を克服しました。
↓
私の就活の軸は「常に自身が成長できる」仕事に就くこと。
ちなみにここで用意するエピソードはガクチカと共用でも大丈夫です。
(一回の面接でエピソードトークを3つ以上する可能性は少ないため。)
逆にここでエピソードが用意できなかった性格や特性を強みとしてPRするのは深掘りされた際に危険ですのでやめておいた方が無難です。
第三段階「これからの仕事で役に立つレベル」
自分の強みは、希望している省庁や自治体で活躍できるかどうかを考えましょう。(正直ここまでくればあまりにも的外れでなければ、こじつけでどうにでもなります。)
自分が活躍できるかどうかを考えるのには、希望の省庁や自治体でどんな人が現在活躍しているを把握する必要がございます。
ホームページ等で得られる情報から自分で推測することも可能ですが、一番手っ取り早くておすすめなのは「業務説明会」です。
業務説明会の活用方法については、以下のnoteに詳しく書いていますのでぜひご覧ください。
自分の強みが現在活躍している人たちの特徴と被っていればそれをアピールしましょう。
もし被っていなくても、自分の強みが活かせそうな理由をこじつけでも良いので考えておけば大丈夫です。
例えば、
私の強みは「自己研鑽を怠らない」点です。
〇〇では強みを活かし、〇〇の成長に繋がりました。(1つ目のエピソード)
また、〇〇では強みを発揮し、苦手だった〇〇を克服しました。(2つ目のエピソード)
自治体の仕事は多岐に渡り、様々な知識を幅広く理解しなければなりません。また市民への説明力やコミュニケーション能力等、求められるスキルが多いです。自分の「自己研鑽を怠らない」という強みを活かし、自分に足りないスキルや能力があっても、それを克服するために努力し自身の成長に繋げます。
最後に
今回、作成したような「エピソードを備えた自分の中での一つの軸」みたいなものがあれば、それを加工してガクチカにも就活の軸にも志望動機にも使いまわせます。
なかなかエピソードが思いつかない人は大変だと思いますが、バレない程度であれば盛っても大丈夫なので頑張りましょう。
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