君はなぜそんなに泣くのか

『目を合わせ、にこぉと笑む君眠る君泣く君さえも愛しく思え』

我が子はどんな姿でも愛しく思えるものです。
娘が最近、よく笑うようになってきて…
そうなると余計、親バカの可愛がりに拍車がかかります。

でも、笑う娘も可愛いですが、眠る娘も可愛いです。
なんの不安もなくすやすやと無防備に寝ている姿は愛おしく…隣でつい、うたた寝をしてしまいます。

泣いている時も余裕がある時は可愛いです。
(自分がいっぱいいっぱいだと焦ってしまいますが…)
娘は最近泣き方が短く、うぇ…うぇ……うぇーん！
…みたいな感じに本泣き前に短い泣きが入ります。
それがなんだか「泣くぞ？泣くからな？？いくぞ……！」って脅しながら泣き出すようにも見えてニヤリとしてしまったりします。

友人が短い泣きについて「今は肺活量が少ないから短いみたいだよ」と言っていました。
「いっぱい泣いていくうちに肺や背筋や腹筋が鍛えられていって、寝返りや身体の成長を助けてるんだって」と、更に教えてもらって子どもの成長の無駄のなさに目が丸くなりました。

君は今、育つために本当に一生懸命に生きているんだね。

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こちらは毎年Facebookで開催されています企画『題詠100首』様に参加させていただいた短歌でした。