先人の知恵
先日、おばあちゃんの91歳の誕生日会をサプライズでしようと、夫婦で東京に帰ってきました。
おばあちゃんとは正月以来ですが、突然の訪問と花束にめちゃくちゃ感動してくれて、涙のハグでした(笑)
大成功!😀
おばあちゃんは元氣でしたが、まわりの友達や兄弟は、病気か急に亡くなったりして、少し気落ちしていました。
「今度会おうね」と言っていた人が、急にいなくなる。
だから、会いたいと思った時に会わないとね。
その言葉が身に染みました。
「いつか」は来ないかもしれない。
人はみんな生まれた時からみな死に向かっている。
いつ何が起こるかわからない。
そのことから目を逸らさずに、今を生きる。
会いたいと思った時に会う。
お家でゆっくりとおばあちゃんのお話を聴くことができました。
祖父と祖母の馴れ初めや、父と母の馴れ初めまで、自分の知らない昔話は面白い。
家系図を書いてみたいと思いました。
そして、戦後の焼け野原を生き抜いたタフな祖母。
わりとお嬢様だった祖母が、戦後の預金封鎖や資産税で資産の9割を取られ、食糧難もあって疎開先でわずかな玄米やさつまいもを栽培して生き延びた話、薪でお風呂を沸かした話、これからの時代にも活きる貴重なお話を聴けました。
イナゴは食べたけど、コオロギは食べないそうです(笑)
これが先人の知恵。
当時は生活習慣病なんてなかったそうで(笑)
生の声って本当に貴重です。
「勉強や知識にお金を使いなさい。誰にも取られないから」
この言葉は戦後を生き抜いた先人の言葉です。
肝に銘じます。