ネガティブな自分の受け入れ
いきなり非二元(ノンデュアリティ)
現実に起きている出来事の全ては投影で、幻想。わたしたちの本質は個のわたしではなくそれに気づいている意識。
カウンセリングにおいて、本質とは何かという視点を持つという事がとても大切だと思います。
クライアントさんは問題を抱えた人と見るのか。
自分で癒す力がある人と見るのか。
ネガティブな感情は一般的によくないとされる傾向にあるけれど、どんな感情もそのまま感じるられるのであれば問題は無いし、それはとても自然です。ただし苦しみが伴うのであればそこは見ていく必要があるということ。
苦しいとどうすれば楽になれるのかと、ノウハウを探したり、自分探しの旅に出たり樹海を彷徨いさらに沼にハマってしまう人も少なくないと思う。わたしもそうだったし。
しかしながら、そこから抜け出すためのカギは外国にはなくて、自分の中にしかないということ。
苦しいだけにインスタントに楽になる方法を探したくなりますよね。
でもやっぱり、ぐるぐるしてわかったことは自分を癒すことが出来るのは自分。
そういう思い込みを持っていた自分への圧倒的な思いやりと理解が不可欠だと思います。
言葉で伝えるのは限界があって難しいから伝わるかわからないのですが、やっぱりこれしかないと思うのです。
生き延びるためのストラテジーとしてそのビリーフが必要だった。それがあったからこそ守られ今まで生きてこれたのですよね。
そんな過去のわたしは今のあなたに気づいて欲しくて、同じような出来事を繰り返しわたしに経験させてくれている。
そんな過去のわたしに光を当て労いの言葉をかけてみませんか。
師匠溝口あゆかさんの記事から
わたしがわたしの中のネガティブナルシズムへもし声をかけるとしたら、
排除、否定、叱咤激励の言葉ではなく優しい言葉、理解してあげる言葉をかけてあげたいと思います。
理解してあげる言葉
「そんなふうに、思っていたんだね」
「そんなことを考えていたんだね」
「知らなかったよ」
「教えてくれてありがとう」
存在を認めてあげる言葉
「そこにいたんだね」
「ずっと前からいたんだね」
「今まで気がついてあげられなくてごめんね」
そこにいること、在ることを許してあげる言葉
「そう思っていてもいいよ」
「そこにいるのはわかったよ」
「そこにいていいんだよ」
寄り添ってあげる言葉
「一緒にいるよ」
「何かして欲しいことはある」
「ずっとそうしていたんだね」
何でも受け入れる。自分を受け入れられない自分も受け入れる。といった過激な受け入れ。または(受け入れられない自分に)降参する。
「損しているわたしに降参します。そうなりたくないとかもうあがきません。損するわたしを全うします」
というようにすっかり降参する。
そうすると抵抗がなくなりますので苦しみもなくなります。
結果的にネガティブナルシズムも弱まります。