Q.「本当に書ける人」とは、どんな人でしょうか?
質問をいただきました。
みくまゆたんさん、ありがとうございます。
答えます。
まず、書ける人について。
ひろいひろいnoteの世界を見渡して、たくさんの記事を書いている人を見つけたとき、「この人は書けているなあ」と感じます。書く習慣がある人ですよね。
ぼくは毎日投稿ができたためしがないので、何年も毎日投稿を続けている人はシンプルにやべえって思いますね。
ピカソは生涯に15万作品を描いたらしいですが、これは1日に5つ描いて、82年かかるペースだそうです。
大切なのは、まず、打席に立ち続けることですよね。どんな超大作の裏にも、地道に打席に立ち続けた日々があるはず。
書くことが日々の習慣に根付いている人にリスペクトがあります。
想像ですが、毎日書いていると、いろんな書き方に手を出すのは自然なことだと思うんですよね。書くハードルをうんと下げないと、なかなか毎日は続けられないんじゃないかな。
だから、あちこちに手を伸ばして、迷いながら書くというか、迷っていることを書くというか、そういう状態になるものでは?それでいいと思うんです。
そういう意味で、ぼくはみくまゆたんさんは本当に書ける人なんじゃないかなと思います。
noteは自由な創作の場ですから、好きなことを好きなだけ書いていいと思います。
なんでも読まれる、noteの人気者って、すばらしいことじゃないですか。面白く書いて人を集めることに、なんの後ろめたさも感じる必要はないと思いますよ。
次に、ぼくが惹かれる作品というのは、たとえばエッセイで言うと、じんわりこころに残り続けるようなドラマっぽいエッセイが好きです。要するに、読後感がある作品が好きですね。
すごいエッセイって、ずっと覚えているんですよね。ただ文章で読んだだけなのに、それを実際に体験したかのようにくっきりした記憶になるんです。
「文章っていいな」と、文章で表現することの良さを感じられるものが好きですね。