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2024年5月28日『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』感想

劇場で鑑賞後、ロビーにてスマホのメモ帳を使って一気書きした文章。

◆感想
92点
描写する事による表現と描写しない事による表現が素晴らしい作品だった。
例えば、フジキセキの吐息漏れない息遣いが漏れる時。

光の速度に音を付けるならこんな音だろう。
それが乱れる時。

濃密すぎる108分だった。
ダービーまでの流れだと名作で終わったと思う。
十分面白い。
しかし、夏合宿からの展開が製作陣が本当に伝えたいメッセージだったんだなと。

タキオンがマッドサイエンティストに徹してて周りが引いてる状況描写素晴らしかった。
徹底して瞬き描写しないの偉すぎる。タメ過ぎだろう!と。
正直俺はたくさん作品見てるからいずれ本能が出ると予感してた。しかし、それが本当に最後の最後まで爆発しない。疼いてる描写が長くて長くて、並の作品ではないと感じた。
どうして自分ではない誰かが自分の代替品として走っている?と感じるシーン丁寧すぎだろう。

過去の自分を超えるという最強、それぞれの最強の形を目指し続けて良いのだというテーマ。刺さるし泣ける。というかちょっと涙出た。

タキオン裏主人公すぎるだろ。

カフェの、タキオンを理解して既に分かっている、というのが何度も出てきて良き。「どうして辞める?」とか「また走らないのか?」とか聞かないし。

コミカル面でもネガティブ面でもモチーフをわざわざ使ってるから分かりやすい。しかし、ちゃんと見ないと見逃すから良い塩梅。

オペラオーかっこいいわねぇ。最終レースで喋るからこその「それぞれの覇道」といういつものような台詞が違った側面も感じられて刺さる刺さる。

フジキセキとトレーナーの関係良いなぁ。「トレーナーさん」と呼ぶの関係性の地続きを感じられて良い。

ファンほど楽しい要素が盛りだくさんだった。
ゲームのトレーナーメンバーが全員出てきていたのはめちゃ嬉しかった。
桐生トレーナーにボイス実装おめでとう。
沖野トレーナーについては見逃してしまった。

オマタセシマシタちゃん(仮)は表情豊かでアホ可愛かった。

これロードトゥーザトップアフターじゃねぇか、って満足感。

ふかふか布団に長々とコメントするアヤベさん笑う。

ウララちゃん天使かな?

エアシャカールとネオユニヴァースのツーショットがなんか個人的にガッツポーズ。
惨敗のジャパンカップは見られなかった。

音楽もバラエティ豊かで静かに聴かせたり、激しく聴かせたり。特に低音の表現が劇場で見る価値があったなと。

ジャンポケ齋藤さんの演技が上手いじゃねえかって笑っちゃうくらいだった(笑)

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