2020上半期個人的視聴率
気がつけば今年も半分が終わろうとしている。
あっという間だったなあと当たり前のように口から出そうになるけれど、
ううん、違った。
今年はあっという間ではなかった。
三ヶ月前、3月の終わりのことなんて、
もう去年と同じくらい、かなり前のことの気がする。
その頃とはもう世界が変わってしまったから。
世界がじっと耐えて足踏みをしているような日々だった。
いろんな場所、空間を失ったかわりに
いろんなものを見る時間を手に入れた。
特別な時間になった2020年上半期の個人的視聴率トップ5を。
「100日の郎君様」
特にド・ギョンス第7話のアクション(殺陣)シーン
個人としては初めてのnoteの記事として書いた「100日の郎君様」。
まさに100日、三ヶ月でこの二人の世界も変わったんだなあと
思いながらみていた。
ド・ギョンスの映画やドラマは、観られるもの多分全部観ているけれど
背中(肩甲骨辺り)から首の演技が際立っているなあと思う。
以前からダンスができる人は殺陣のセンスもいいんだなあと思っていた。
彼を見ていると、まさにそうだなあと実感する。
7話の殺陣シーンは、観ていて気持ちがよくて何度もみてしまった。
ちょうど今日(6月28日)に放送されます!
EXO Tempo MV
いつだったかソウルに行っていつも通りCD(韓国はCDのパッケージが凝っていて当時配信が主流になってきても、製品としても売ろうとする仕掛けがすごかった)をみに行ってたら、ちょうどデビューしてそんなに経ってないアイドルのポスターをもらった。
メンバーが制服を着て卒業アルバムみたいになっているポスター。
それがEXOを初めて知ったときだった。
多分ちょうどGrowl(ウルロン)が出た頃で、ホテルでMVを観ていたら
体のどこかに何かキラキラキラと輝くものが入った気がした。
それからドラマや映画で見ることはあっても、特にファンと言えるほどみてきたわけではないが、何かいてくれると知っているだけで自分の毎日をどこか輝かせてくれている存在だったEXO。
最近の何度目かのドギョンスブームと、曲がかっこよすぎることもあって、
何度も観ている。何度観ても、まだまだ観たくなる。
ショートムービー「カブトムシ」
外出自粛になる前から、外出できなくなるほど
繰り返し観てしまったこの動画。
KingGnu井口理さんとaikoさん主演のショートムービー
「カブトムシ」
なぜこの作品の再生が止まらないのか、ここ数年でもっとも繰り返し観た映画「ベイビードライバー」と同じように、何回見ても一度スタートしたら
途中で止めることができないのか、ラストまでストーリーもわかっているのにそれでもドキドキハラハラしながら観てしまうのか。
そうか、映画だと思って分析してみればいいんだ、と勉強も兼ねてその構造を「SAVE THE CATの法則」BS2に倣って分析してみた。
そしたら、優れた脚本の構成は必ずそれに従っているという
BS2のテンプレートに完璧にハマっていてびっくりした。
NCT 127 Boom
この曲が好きすぎて、ただ何度も聴いている。
聴いているだけなのに、何倍も上等な人間にしてくれるような曲。
「怪しいパートナー」
これは正しくは私自身というより、母がとにかく繰り返し繰り返し四六時中観ているので、横から覗く感じだけでも随分観ている。
母は初めて観る韓国ドラマがこれだったのだけど、あまりに見事にどっぷりハマったので嬉しくなって次々勧めたが、よっぽどこのドラマが気に入ったのかそのあといくつか紹介しても今だにこれしか観ていない。
ここ100日、変わっていく世界の中で戸惑いながらも
好きなものを観ることができる時間のおかげで
どうにか自分を保つことができた気がする。
新しいものが作られるのに大変な世界になってしまったけれど
これからも作られたたくさんのものに救われていくんだろうと思う。
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