見出し画像

韓ドラアドベントカレンダー 13

今年はあの「キムジヨン」の映画が日本でも公開されて、きっかけになった方も多いかと思いますが、コン・ユをどの作品で知ったかというのも韓ドラ好きの中では盛り上がるポイントの一つかと思います。

最近は「新感染」(タイトルが今になってかなり不穏になってしまっていますが、韓国の新幹線の中で巻き起こるゾンビ映画ということでこの邦題になっています。原題は「釜山行き」です)、「密偵」「男と女」など、映画での活躍が増えていますが、

コーヒープリンス1号店

私はこのドラマで彼を知りました。

先日この「韓ドラアドベント4」の「美男(イケメン)ですね」の時に書きましたが、このドラマも男装した女の子と、そうと知らずに好きになってしまい葛藤する男の子のラブストーリーです。

というかイケメンですねより数年先に作られたこの作品は、「」で一躍人気になったユン・ウネがショートにして男装する、というのもあって当時、目新しくかつめちゃくちゃ人気のあったドラマです。

新大久保にはこの名前の(1号店、ではなかった気がしますが)カフェがあったりして行列ができていました。

15年近く前に、コーヒー店を舞台にしているというところも新しいですが、実は相手役のコン・ユ、そして「パラサイト」でも絶妙な実業家ぶりを演じていたイ・ソンギュンなど実力ある役者が出ていたということもあって、ポップでありながらなんとも言えない上質な香りが漂っています。

「トッケビ」ですっかりおなじみになりましたが、コン・ユは当時からすでになんとなく他と違う佇まいというか、海外から帰国した御曹司でありながらコンセプトのあるコーヒー店を始めるというような役がぴったりで、しっとりとした大人の魅力を放っていました。

いまだにこの作品にはファンが多く、つい先日もキャストが集まって特番が放送されたり根強い人気のようです。

今見ても酸化することのない味わい深い作品だと思います。


この記事が参加している募集