セシリーバンセンとコン・ヒョジン
以前、百想芸術大賞の記事でも書いたけれど、韓国のエンタメには賞が多く、というか放送を前提にした見応えのある授賞式があり、レッドカーペットから始まってその映像を観るのが楽しい。
つい先日は、大衆文化芸術賞という授賞式があり、昨日の記事に書いた最近私がハマっているチャン・ドンユンが司会を務めたということもあり、丸々上がっている動画を見てみた。
少し固い賞ということもあり、またコロナ禍ということで、皆マスク姿で他の授賞式より静かな様子だったけれど、登壇して受賞の記念撮影と、スピーチの時だけはマスクをとった姿を見せてくれる。
スピーチを聞くのが好きなのでなんだかんだ2時間近くの番組を見てしまった。
チャンドンユンの司会も初々しいし(韓国のこういう授賞式は必ず人気上昇中の俳優が司会するのも見どころ。後から見ると、この人がこの年に司会だったんだーとかいうのが結構ある)ヒョンビンとか、カン・ハヌルとか去年から今年にかけて活躍した俳優も多く受賞していたので、楽しく観ていた。
それこそこういうご時世ということで、皆受賞者も黒い衣装が多かった。その中であっと思ったのが「椿の花咲く頃」のコン・ヒョジン。
彼女は本当に美しいスタイルを活かしたファッションリーダーとしてもよく知られているけれど、レッドカーペットに降り立った姿を見た瞬間、あのドレスだ! となった。
独特のフォルムと生地感、可愛いけれど着こなすのが難しそうな黒のセシリーバンセンのドレスを、子供っぽくなることもなくさらっと着てかつ、
コン・ヒョジンだった。
セシリー・バンセンは以前にも書いたことがあったような気がするが、すごく可愛いので着てみたいけれど、なかなか難しそうで手が出せないでいる。
一見少女のようなイメージだけれど単に可愛く幼いわけではなく、そのふわっとしたフォルムの中に、その人の気品や自信、が入ってピタッとくるというかすごく芯というか着る人が現れる気がする。
ちょっと固めの授賞式にこのドレスを選ぶコン・ヒョジンを改めて素敵だなあと思った。やっぱり韓国の授賞式ウォッチは発見が多くてやめられない。