20. 活動を後押ししてくれたメディアの協力

今日は、私たちの活動・発信の大きな力になってくれた「メディア」について、お話します。

「せとかわデニムプロジェクト」とは、瀬戸内かわいい部とEVERY DENIM（現ITONAMI）のコラボではじまった商品開発プロジェクト。2019年春〜2020年春、1年間の活動を通じて「瀬戸内デニムピクニックシート」という商品を作り上げました。
「“かわいい“という観点からデニムを見つめ直し、倉庫に眠るB反を活用して新しい商品を作る」という旗のもとメンバーを募集し、ゼロからはじまったこのプロジェクトがどのように歩みを進めてきたのか…？
このnoteではその1年間の軌跡を綴っています（目次はこちら）

20. 活動を後押ししてくれたメディアの協力

情報発信をする上で、自分たちの力だけでは届けきれない方々もたくさんいました。もっと多くの人にこのプロジェクトのことを伝えたい。そこで大きな力になってくれたのが「メディア」です。

みなみさん
“メディアの方はお忙しいので、お時間をいただいて言葉で説明するのは大変です。なので、活動の様子を記録した写真や資料をすぐにお見せできるよう、日頃から情報の整理をしていました。そして、せとかわデニムプロジェクトの用事でどこかに出掛けるときにはそうした資料を常に持ち歩き、チャンスがあればお渡しできるように準備していて、その場でお渡しできない状況だったとしても、後日資料をお送りするようにしていました。”

運よくお話のお時間をいただいたメディアの方々には、自分たちの活動について直接伝えたり、資料を渡して時間のある時に見ていただくようお願いしました。お伝えする際のポイントは、プロセスをちゃんと見せること。「こんなことをやっています」という事実だけではなく、なぜ始めたかという背景や、今はどういうフェーズか、など具体的に伝えるようにしていました。

また、ただ取材をお願いするのではなく、自分が番組や記事を作る立場であればどういう情報がほしいか、どうやったらいろんな人に魅力が伝わる面白い内容になるかを、メディアの方と一緒になって考えていました。中には、すでに終わってしまった出来事について紹介したいと言っていただける場合もあり、やはり日頃から活動の様子が伝わる写真や記録を残しておくことが重要だと感じました。

そのような活動を経て、商品販売後、KSB瀬戸内海放送さんと岡山経済新聞さんの2つの地域密着メディアの取材を受けることができました。
最初のきっかけは、岡山経済新聞さんは島田さんのご紹介、KSB瀬戸内海放送さんは番組記者・山下洋平さんがTwitterで瀬戸内かわいい部の公式アカウントとメンバーのアカウントにいいねをしてくれたこと。そこからDMで連絡し、具体的にやり取りをするようになりました。

また、地域や移住についてフォーカスする雑誌TURNSさんにも、マルシェ出店のご縁から瀬戸内デニムピクニックシートについて取り上げていただきました。

やり取りをするようになってからは、イベントを行ったり、商品が完成したり、地域や業界にとって意義のある出来事など、タイミングごとに都度都度連絡しました。特にテレビの場合、映像などの素材がないと番組が作れません。特徴的な出来事がありそうな頃には、事前にその予定や、この日だとこういうシーンが撮れる、という具体的な内容まで共有。密な情報交換と相談の結果、KSB瀬戸内海放送さんでは約10分の番組として、プロジェクトの経緯やメンバーの思いなど余すことなく特集していただくことができました。（この時取材いただいた番組は、Youtubeでもご覧いただけます。）

注）DENIM HOSTEL floatにて、KSB瀬戸内海放送さんの取材を受ける様子

今日のまとめ
・日頃から活動の写真・映像、印象的だった出来事を記録し、いつでもメディアの方に案内できるよう準備をしておいた
・メディアの方にお話する際には、取り組みの事実だけではなく、背景や思いも伝えることを意識した
・媒体（メディア）にとっておもしろいネタになるように、紹介の切り口や使える素材を一緒に考えた

次回のnoteは、せとかわデニムプロジェクトの広報をメインで担当したみなみさんに、どんな思いで取り組んでいたかについて、お話をお伺いします。

こうしたプロセスを経て進んできた、わたしたちの1年間の歩み。2021年には、せとかわデニムプロジェクトSeason2がスタートします！
これまでに築いた繋がりや可能性を手に新たな一歩を踏み出した先で、今度はどんな景色と出会えるのか。期待に胸が高鳴ります！

プロジェクトの過程や最新情報はHPやSNSでおしらせしてまいります。新たなラインナップや、これを読んでくださっているあなたにも加わってほしい新企画を準備していますので、よければぜひチェックしてみてくださいね。
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