3.夢中で作成した企画書

今日は、EVERY DENIM（現ITONAMI）の島田舜介さんと出会ってから夢中で企画書を作成し、せとかわデニムプロジェクトを始動することとなった経緯について、お話します。

「せとかわデニムプロジェクト」とは、瀬戸内かわいい部とEVERY DENIM（現ITONAMI）のコラボではじまった商品開発プロジェクト。2019年春〜2020年春、1年間の活動を通じて「瀬戸内デニムピクニックシート」という商品を作り上げました。
「“かわいい“という観点からデニムを見つめ直し、倉庫に眠るB反を活用して新しい商品を作る」という旗のもとメンバーを募集し、ゼロからはじまったこのプロジェクトがどのように歩みを進めてきたのか…？
このnoteではその1年間の軌跡を綴っています（目次はこちら）

第2章　せとかわデニムプロジェクト始動

3.夢中で作成した企画書

「かわいい」を発信する中で知り合った方からの紹介で、倉敷市児島でデニムブランドを手掛けるEVERY DENIM（現ITONAMI）の島田舜介さんとお茶をする機会に恵まれました。

島田さん
“デニムの生地を作るとき、ほんの少しの傷などから良質だけど捨てられる「B反」が出てしまうんです。もったいないので、そんなB反デニムで小物を作ろうと思っていたんですけど、瀬戸内かわいい部の皆さんだったら、かわいいアイデアをくれそうだなと思ってお声がけしました。”

これまでの活動で、瀬戸内かわいい部の初期運営メンバーは4人になっていました。（のちにお仕事の都合で3人に。）

4人で始めた活動は、シンプルに“めっちゃ楽しい！”。

こんなことをやってみたいと思い描いたことが少しずつ着実に実現していく喜び、活動を通じて出会えた地域の魅力的な人々からの刺激・・・。瀬戸内かわいい部の活動を通じて世界が広がり、人生がとても豊かになっていくのを感じていました。

その活動の中で出会った、かわいい情報への感度が高く、瀬戸内を愛している、魅力的な方たち。

そんな素敵な方たちのアイデアをもらった方が、4人だけでかわいい小物作りに取り組むより、もっと楽しいことができるのではないか。

運営メンバーが感じた楽しい感覚を自分たちと同じような思いを持った人たちにも共有できたら、みんながもっと楽しめるのではないか。そして胸の内に秘めた「こんなことができたらいいな」という思いを実現させられるのではないか。

プロジェクトを通じてデニムや瀬戸内のことを学び、地域の魅力を語れる人が増えるのではないか。EVERY DENIMさんのファンも増えるのではないか…。

そう考え、運営メンバー以外も含めた商品開発のプロジェクトを立ち上げることを企画したのです。

注）EVERY DENIM島田さんにお渡しした企画書。
自分たちがやりとげたいこと／そのために自分たちができること／EVERY DENIMさんへのメリット／地域や社会にとってのメリット／大まかなスケジュール／参考にしたイメージや事例などを記載

瀬戸内かわいい部にとって商品開発は初めてのこと。どんな工程があるのか、予算はどのくらいかかるのか、そもそも、どんなものが作れるのか・・・。

どのように実現していくのかはまだ見えていませんでしたが、「カタチにするまでやり遂げる！」「このプロジェクトを通じて、瀬戸内のことをこれまで以上に発信したい！」というブレない気持ちだけはありました。

こうして2019年春、「せとかわデニムプロジェクト」が誕生しました。

今日のまとめ
・瀬戸内かわいい部の活動を通じて出会った人たちの力を集めれば、もっとかわいい商品作りを実現できると思い、プロジェクト化を提案した
・実現するためのステップや思いをできる限り明確にして企画の相談をした
・見通しがつかない部分もあったけど、信頼に応えるためにも絶対いいプロジェクトにすると決意
・原動力は、それまでの活動で得た「楽しい！」「やってみたい！」という気持ち

次回のnoteはコラム。EVERY DENIM 島田さんとの出会いについて、瀬戸内かわいい部 部長のやすかさんと、せとかわデニムプロジェクト プロジェクトリーダーのみなみさんにお話を伺います。

こうしたプロセスを経て進んできた、わたしたちの1年間の歩み。2021年には、せとかわデニムプロジェクトSeason2がスタートします！
これまでに築いた繋がりや可能性を手に新たな一歩を踏み出した先で、今度はどんな景色と出会えるのか。期待に胸が高鳴ります！

プロジェクトの過程や最新情報はHPやSNSでおしらせしてまいります。新たなラインナップや、これを読んでくださっているあなたにも加わってほしい新企画を準備していますので、よければぜひチェックしてみてくださいね。
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