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(コラム#5)お世話になった篠原テキスタイル篠原さん、DENIM HOSTEL float松田さん

喧嘩寸前の議論を経てデザインを決定し、具体的にB反を選んで商品化するまでの第4章(アイデアの具現化)はいかがでしたでしょうか。
ここに至るまでには、本当にたくさんの方々に力を貸していただきました。今日は、お世話になった方々の温かいエピソードについて、やすかさんにお話を伺います。

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やすかさん
“本当に、様々な方の協力のおかげで、ピクニックシートを作り上げることができました。そこに詰め込まれたのは、地域の生産者の技術と、そこから生まれた魅力的な素材。

・多様なデニム生地
・テフロン加工
・セルビッチテープ
・ベルトループ

これらの素材や加工は、 プロジェクトメンバーだけでは、決して知ることができないものでした。生産者の知識や経験に支えられたプロジェクトなのだと実感すると同時に、同じ地域に暮らしながらも知らない技術や魅力がたくさん存在するのだと、1つの商品を作り上げることを通じて感じることができました。

特に、篠原テキスタイルさん・DENIM HOSTEL floatの松田さんの温かい協力なしには、せとかわデニムプロジェクトは成り立ちませんでした。

篠原さんとは、商品が完成するまでの間に、10回も打ち合わせをさせていただきました。今回の企画は決して大きなお金を生み出すプロジェクトではありません。にも関わらず「かわいいピクニックシートを作りたい、そのためには妥協しない、ただの遊びで終わらせたくはない」という私たちの本気を、篠原さんが面白がってくれ、応援したい、と温かい気持ちで接してくださったこと、感謝しかありません。単なる協力者ではなく、どのように地域を活性化していくか、という観点で一緒にプロジェクトに取り組めたことは、本当に貴重な経験となりました。

また、せとかわデニムプロジェクトと浦上染料店さんの間に立ってスケジュール管理をしてくれたDENIM HOSTEL floatの松田さんにも心から感謝しています。

浦上染料店さんは、通常商品の製造の合間で私たちの商品加工をしてくださいました。決して大きな利益にはならない加工依頼。そのため通常商品の製造スケジュールを優先して作業していただけるよう、納品までのスケジュールを早めに相談する必要がありました。

また、実際に加工にかかる日数以外にも、工場の繁忙期(デニムは春夏シーズンに向けての生産が繁忙期)や社会状況(新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年3月が急に忙しくなったり、織ネームを当初予定していた工場に発注できなかったり)なども関係し、想定外の事も多々おきました。その度に丁寧に状況を確認しスケジュール調整をしてくれた松田さんには、感謝しかありません。”

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DENIM HOSTEL floatにてカレーを食べる松田さんとプロジェクトメンバー。お仕事を超えてまるで友人のように親しくしていただきました。


次のnoteからは、価格や商品名の検討など、いよいよ販売の準備に移ります!次回は、プロジェクトのターニングポイントとなった「お披露目会」についてお話します。

こうしたプロセスを経て進んできた、わたしたちの1年間の歩み。2021年には、せとかわデニムプロジェクトSeason2がスタートします!
これまでに築いた繋がりや可能性を手に新たな一歩を踏み出した先で、今度はどんな景色と出会えるのか。期待に胸が高鳴ります!

プロジェクトの過程や最新情報はHPやSNSでおしらせしてまいります。新たなラインナップや、これを読んでくださっているあなたにも加わってほしい新企画を準備していますので、よければぜひチェックしてみてくださいね。
◆せとかわデニムプロジェクト公式サイト
◆せとかわデニムプロジェクト活動日誌(note)
◆瀬戸内かわいい部 SNS
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