高学年女子が『もう顔見られるのが嫌だから、給食時間もマスクを外したくない。』って言っていた話。
『早くマスク外したいー!』
『暑いし、息苦しい』
『先生にみんな外して良いよって言われたい』
夏までそう言っていた高学年女子は、
冬休みに会った際に、
『もう顔見られるのが嫌だから、給食時間も外したくない』
『顔見られるのが嫌だからめっちゃ減らして、すぐ食べ終わるようにしてるもん』
と言っていました。
コロナは怖い?と聞くと、
『そんなの全然怖くない』
『顔を見られるのが嫌なの!』
と、答えました。
聞いていて、私は1人の大人として心が痛いです。
感染症対策として、マスクをしている子どもたちは、
コロナが怖いしマスクが感染から身を守ってくれる、防いでくれると信じているのだと思います。
その子たちに、マスクを外さなきゃ!!と言うつもりは全くありません。
それでも…
《顔を見られるのが嫌だからマスクを外せない子どもたち》を作り出した、
マスク社会の風潮にはNOと言いたいです。
マスクが感染症対策としてではなく、
文化として定着した理由はなんでしょうか?
少なからず、マスク指導が学校で教育として行われたことに原因はあると思います。
感染症対策として、《マスクをすることのみ》に拘って来た結果です。
産経新聞の報道によると、明日、
4月1日からはマスクの着用が屋内でも不要であると言うことについての閣議決定が行われるとのことです。
原則不要…
呼吸をすることに関して、原則不要かどうかを決めるのは、本来であれば、政府では無いんです。
私たちが、自分自身で、自分の呼吸数や体調に従い判断すべきものであると思います。
息苦しさを感じるからマスクをしないことを、
ワガママだと言うのは、誤りです。
息苦しさは、立派な身体からのSOSです。
感染症対策では無いマスク着用者が子どもにも大人にも増えている今、
4月1日からは屋内でもマスク外しても良いんだよー!と、政府が告げても、おそらくそこまで変わらないような気がしています。
そして…なんで4月⁉️⁉️と思うのは、おかしなことでしょうか?
明日決めれることなら、明日からで良いのでは?と思うのは誤りでしょうか?
当会に届いた市内女子高生からの声👇
コロナと共に入学し卒業を迎えます。マスク姿で入学し、マスク姿で卒業になってしまいます。
『30人弱居るクラスメイトのうち、6人の顔しか知らない』
と、言っていました。
この子たちが、ハレの日である卒業式に互いの顔を見て、笑顔で卒業することが出来るようにして欲しい。
子どもたちの気持ちに、心を寄せて欲しい…
そう願うのは、親のワガママなのでしょうか。
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