Don't worry: 心配してはならない。
"Don't worry🎵"
心配することないさ。
心配しなくていいよ。
それぐらいの響きかと思っていた。
でも、
"Don't〜."は、英文法的に禁止の命令分。
「心配してはならない。」
それが、"Don't worry."が放つ重要な響き。
問題は、心配が創り出す。
"You create your own problem according to your own worry."
「あなたはあなたの心配にしたがって、問題を創り出している。」
だから、心配してはならない。
「その心配は、善意でやっているんだ!」
その気持ちは本当によくわかる。
でも、意識の集中が現実を創るというメカニズム、原理原則にしたがっていえば、
それでも心配は、問題の生みの親。
だから、問題を生みたくなければ、心配してはならない。
その善意は、心配しないことで発揮されなければ、もったいないことこのうえない。
その善意は、その人の明るい、歓びに満ちた未来を描くことに向けられなければ、もったいないことこのうえない。
気候変動も、我々の心配が生み出しているように思う。
私たちの意識の影響力はそれぐらい大きい。
私たちの心配するエネルギーの影響力はそれぐらい大きい。
***
自然は、どうしようもないほど優れた、バランスさせる力、回復させる力、秩序をもたらす力を内在させている。
起こることのすべては、自然の力で起こっている。
日常の出来事も、自然の力が源となっている。
起ころうとすることを心配するということは、
自然の力を疑うということだ。
この美しい地球を、宇宙を動かし続けている自然の力を疑うということだ。
私たちの体を生かし続けてくれている自然の力を、疑うということだ。
この疑いが、病を生む。
心配が、病を生む。
それが、心配が持つ肉体的妨げの効果だ。
***
あなたは途方もないリソースを扱う自由を与えられた王のようなもの。
あなたの願いを叶えてくれる、しもべのような働きをしてくれる自然の力のやることに立ち入って、要らぬ心配や口出しをする必要はないのだ。
現場に立ち入ってくるトップほど、わずらわしいものはない。
Howは、任せるにかぎる。
あなたはただ、その与えられている途方もないリソースを使って何をしたいのか。
そのクリエイティブな想像に全精力を注ぎ込めばいい。
それが、あなたの能力を最大限に展開させることにつながる。
あなたの成し遂げたいことが、最高最善の形で、よりスムーズに実現されることにつながる。
それが、あなたという個人の、あなたの関わる家族や組織の、あなたというアイデンティティが持つ個性の、最高の発揮につながる。
あなたのやりたいこと。
あなたの描きたい未来。
ただただwhatに意識を向ける。
そうしたポジティブなエネルギーの流れが、全体に貢献することにつながる。
"One for all, all for one."
大なるものも、小なるものも
すべての存在が等しく王である。
あなたたる王のために、他のすべての王が貢献してくれる。
王たるあなたのはたらきが、他のすべての王への貢献につながる。
そうしたギブ・アンド・テイクですべてが成り立っている。
全神経、全意識を自分に向けること。
自分のやりたいことに、ただただ意識を集中させること。
これがあなたのためになり、全体のためにもなる。
心配は、あなたのためにも、全体のためにもならない。
だから、「心配してはならない」のだ。
心配に向ける意識のエネルギーを
歓びに満ちた未来を描くために使おう。
もし心配してしまったら、
それ以上の想いで、明るい未来を想像しよう。