内向型タイプに適した人脈の築き方を教えてくれる超オススメの1冊
【私が思うわたしの厄介な性格】
・団体行動がニガテ。
・ひとりが好きなくせに割り切ることのできない小心者
・自己開示がニガテ
・冷静沈着なのでリアクションが薄い
・何も考えてないだけなのに「怒ってる?」と思われてしまう
のっけから自分の厄介な点を書いていると止まらなくなってしまうほど人間関係を築くのがヘタな私。何年生きてきても、どれだけ多くの自己啓発本を読んでもなかなかこれらの性格を変えることができず、同じことで悩み続けた私なのですが、今回であった本によって私のような内向型タイプの人間の方が深い対人関係を築く力があることを知ってとても勇気づけられました!
その本というのは、メンタリストDaiGoさんの『超人脈術』です。
自分なりのネットワークの理想型を考えてみる
あなたの身近にもいませんか?
誰にでも話しかけ、人の話をよく聞き、その内容を覚えていて、他人のことに興味のあるコミュニケーション能力の高い人が。
私の職場にもいるのですが、そんな人を見ていると自分と比較して自分のダメさ加減を思い知り落ち込んでしまうときもあります。
しかし!DaiGoさんは内向型の人間が無理にコミュ(コミュニケーション)力の高い人に合わせる必要はなくて、自分なりのネットワークの理想型を考えることから始めるとよいと書いています。
そこで、私が考えてみたの私なりの理想型はこうです。【付き合う相手】どのような人と付き合えば、人生が好転していくのか?
私の答え:人情深い人。前向きだけど弱い部分も私に見せてくれる人。
【付き合い方】どのような付き合い方をすると、よいネットワークが広がるのか?
私の答え:私ができることでまずは人に与える=GIVEする
「目の前の人に私は何をしてあげられるか?」という考えをクセづける。
【付き合いの規模】ストレスにならないネットワークの規模は?
私の答え:グループなら5人まで。親しく付き合うなら3人まで。
うん!これなら私にもできそうです。
スーパーコネクターとの繋がりを作って万事休す
スーパーコネクターについて、DaiGoさんは書籍の中でこう説明しています。
【スーパーコネクター】
職種や年齢、地域、趣味などのジャンルを横断し、さまざまな人とつながりがある人のこと。簡単に言うと顔の広い人。
そのスーパーコネクターが、内向的な人間のネットワークを劇的に変えるキーマンだとのこと。
内向型人間は多くの人と繋がりを持つことが不得意です。しかし、たった1人でいいのでスーパーコネクターと関係を深めることで、その向こうにいる膨大な人脈と繋がることができるのです。
そこで、まとめるとこういうことになります。
内向的な性格なら、基本は少人数で固め、スーパーコネクターと繋がって、その向こうにいる膨大な人脈と繋がることができる。
それには、ベースを少し広げ多くの人と出会い、その中から本当に気の許せる人を少人数見つければよい。
そのとき、自分の理想のネットワークの基準を決めておく=付き合う人を見極める。そうすることで一緒に過す属性に近づくことができる。
スーパーコネクターとはどうやって探すの?
ここまで読むと疑問に思うのが「内向型人間の自分はスーパーコネクターをどうやって探せばいいの?」という問題です。
それについてDaiGoさんが書いているのは次の3つの方法です。
【スーパーコネクターを探す方法/近づくための基本戦略】
①セミナーなどの集まりで探す
挨拶のついでに「誰からの紹介で参加したのですか?」と尋ね、その名前の重複した人がスーパーコネクターである。
②リコネクティングをする
リコネクティングとは、”再接続する” という意味で、しばらく音信不通の人に連絡をすることです。そのときの話のきっかけを作るための方法が、その日にあった人たちや話をした内容をメモしておくというもの。(これは、私もやってみようと思いました!)
リコネクティングの目安として「15日に1回のペースで相手とコンタクトを取らないと好意は薄れる」という実験結果があるそうです。
連絡ベタな私にはドキッとしたことでした。反省、反省^_^;
③接触回数を増やす
たまにしか会わない人よりも度々会う人、話しかけてくれる人に好意を持つのは仕方のないこと。だって、人間だもの・・・笑
そして共同作業(仕事など)をしてるときに笑いがあるほど親密度は増すそうです。私の職場にいるんです、こういう人が。彼女曰く「仕事は楽しんでやらないと」だと言って、ちょっとしたことで笑いを取って皆を笑顔にしてくれるます。お陰で働く私たちの眉間の皺は緩みっぱなしです!
そして、最終目的。友達を作るためのコツとは?
スーパーコネクターと繋がりを持って人脈を自分のペースで作り、その中から気の合う人を見つけたら、その人と関係を深め友達づきあいに発展させたいですよね?それには次のコツがあります。
コツ1:自己開示で相手の心を開く
そのためにまず大切なのは、その相手が自己開示をしてもいい相手かを見極めること。「第一印象と直感を大切に」することです。
そのうえで、自分の心配事や失敗談、夢や目標、趣味や興味のあることをさらけ出して自己開示をすることで相手は心を開いてくれるのです。
コツ2:行動に一貫性を持たせる
気分屋さんにならないために、○○が起きたときには△△の行動をするなどと自分の取り決めをして、行動にムラがないようにすることで、相手は安心して関係を深めてくれるでしょう。
コツ3:プレイフルネス
プレイフルネスとは、どんな状況でも自分と周りの環境に対して楽しい部分を見つけ出す能力のこと。そんな前向きな態度でいると、類は友を呼ぶの法則により周りにも同じように前向きな考えをする人が集まってくるのです。
【まとめ】内向型タイプに適した人脈の築き方
①自分にとって「付き合う相手」「付き合い方」「付き合いの規模」の理想型を考える
②スーパーコネクターとの繋がりを作る
③音信不通となってる人に連絡を取ってみる
④繋がりたい人との接触回数を増やす
⑤楽しみを見つける達人になる
内向型ならではの人脈の築き方があると知れば、自分はダメな人間だ・・・と自己否定することもなくなります。自分の心地よいと思う感情を大切にして自分のペースで人脈を広げてみましょ。