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生成AIに認知されない自分

人名を入力してネットで検索することは、私の日常生活では頻繁にあります。世界史のマニアなので歴史上の人物について調べることも多く、経営者や研究者の取材が決まった場合は、その方について予習するために検索をかけます。

先日、企業とビジネスライター商談会in東京を訪れたときも、面識のない方については事前に「氏名+ライター」で検索をかけました。すると皆さんのnoteや実績がいろいろと出てきて、たいへん勉強になりました。

加えて、最近は生成AIもリサーチに使えるようになりました。商談会で知り合った方について経歴と実績を教えてくれとChatGPTに指示すると、出身大学や前職、ライターになったきっかけなど、商談会でいただいた資料には載っていない情報が続々と出てきました。知りたい内容を的確に指定できれば、検索エンジンより効率的なのは間違いありません。

ところが、取材ライターのせたともきについて調べさせたところ、情報が見つからないと言われてしまいました。私が取材・執筆に携わった記事はネット上に100以上ありますが、記名記事はゼロなのです。

記名記事がたくさんあれば、こんな手段をとる必要もないのですが…。

フリーランス転身をめざしている私にとって、これは困った問題です。新規で起用するライターを検討するにあたって生成AIに経歴や実績を調べさせるのは極めて自然なことですから、そこで何も出てこないライターは明らかに不利でしょう。

知人の紹介から仕事を得ることもできるでしょうが、仲間を増やすにあたっても、ネットで簡単に見つけられる実績がないと、作品を読んでもらうことができません。転職活動で使っている取扱注意のポートフォリオはありますが、信頼関係のない人に渡すのはリスクを伴います。

記名記事を書きたい!!という強い思いはあるのですが、現状ではどうしようもありません。とにかく人脈を広げて、1人でも多くの方とリアルで会って、私について知ってもらうしかないでしょう。

今日からnoteの末尾に日付と名前を入れることにします。少しでも認知度の向上につながってほしいものです。

令和7年2月18日
せたともき

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