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もうすぐ99歳

父方の祖母は大正15年1月生まれで、まもなく満99歳の誕生日を迎えます。数え年でいうと、本日めでたく100歳を迎えました。

その祖母のところへ今日行ってきました。メンバーは両親と私、子ども2人の計5人です。

祖母が暮らしているのは和歌山県橋本市。自宅の近くにあるサービス付き高齢者向け住宅にいます。前回来たときは入院中だったので、ここを訪れるのは初めてでした。

↓祖母についてはこちらの記事もご覧ください。

今日は天気が良かったので、近くの小さな神社にみんなで参拝しました。ほんの数百メートルですが、私が車椅子を押して、雑談を楽しみました。うちの子と弟のところの子を混同するなど認知症が進んでいることを感じさせる場面はありましたが、受け答えはしっかりしていて、まだまだ頑張ってくれそうな気がしました。

最年長と最年少。年齢差はほぼ90歳(正確に言うと89歳11か月15日)です。

とりわけ印象に残ったのが、祖母が何度も「嬉しい」と言ってくれたことでした。はっきり言わなくても嬉しく思っていることは窺えましたが、明言してくれると我々も嬉しくなります。そして、積極的にコミュニケーションを取ろうという意欲が脳を活性化させ、老化のスピードを遅らせているのでしょう。

祖母の気力は孫の私から見ても驚異的で、一度は文字が書けなくなったもののリハビリによって書けるようになり、昨秋の衆議院議員総選挙では投票用紙に候補者名と政党名を記入したそうです。100歳前後まで元気でいられる人は、内臓がしっかりしているだけでなく、並外れた気力を有しているのかもしれません。

それでも着実に老いは進んでいくものでしょうが、できるだけ長く充実した暮らしができるように、年に数回は顔を出して、喜んでもらいたいと思っています。

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