1000円ずつチャージする習慣が染み付いているオッサン
「せたさんって、いつもチャージしてますよね」
先日、営業部の若手に笑われました。打ち合わせのために中野へ行った時のことです。
会社のある新宿から中野までは快速で1駅。わずか4.4kmで運賃は167円です。すなわち、私のSuicaに入っていた額は166円以下だったということになります。
もちろん、1回目や2回目ならそんなことは言われません。過去に何度もあったから、いつもチャージをしているように思われるのです。営業と一緒に出かけるところはほとんど東京都内で運賃はせいぜい数百円なのにしょっちゅうチャージしているわけですから、不思議に思われて当然でしょう。
「要するに金がないねん」
私は言いました。しかし、その時は給与と賞与が支給されたばかりで、金がなかったわけではありません。金がない時の習慣が染み付いていて、金があっても1000円ずつしかチャージしていなかったというのが実情です。
通勤定期券がICカードになったのはもう15年以上前のことです。ちょうど私が東京に出てきた頃で、それからずっと使っているはずですが、1万円以上チャージした記憶は皆無です。交通系ICカードがコンビニやドラッグストアなどで使えるようになっても、チャージするのはたいてい1000円、たまに2000円です。JRの自動券売機には500円チャージができる機種があるので、500円ということもごく稀にあります。
しかし、1000円ずつ何度もチャージするより一度にまとめてチャージする方が効率的なのは言うまでもありません。ギャンブルを嗜むこともあって常にある程度の現金を持っていたいのは確かですが、社用での移動はICカードの乗車記録から精算するシステムになっているので、外出の際に必要な額は入れておかなければならないのです。
ちなみに、今使っているスマートフォンに機種変更した際にau PAYのボーナスがあったので、その機会に使い始めたのですが、こちらもボーナスを使い果たしてからは利用しておらず、残額は33円です。キャッシュレス決済にはまったく適応できていません。
思い切って(というほどのことではありませんが)5000円くらいチャージしたら気分も変わるかなと今は思っていますが、明日の朝になると忘れているような気がします。