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ServiceNow から Jira Service Management に切り替えてコストを削減しませんか?

タイトルは私の意見ではありません。笑

私自身は、常に中立です。笑

それにしても、非常にストレートなメッセージ!


上記サイトでは、ServiceNowとの比較表が掲載されています。(下記)

参照:https://www.atlassian.com/ja/software/jira/service-management/comparison/jira-service-management-vs-servicenow

この比較表を見ると「いやいやそんなことないでしょ!」という気がしますが、私は以下のように解釈しました。

要求実現・インシデント管理・問題管理・変更管理・資産管理の基本的な管理機能を使う程度であれば、ServiceNowもJiraも大して変わらない。かつ、「最小限の労力で早く導入したい」「初期導入、運用コストを抑えたい」のであれば、Jiraを選択するのがベスト!

これがメインメッセージですね。

後は補足的なメッセージかなと思いますが、私の解釈を下記に記載します。

「明瞭でわかりやすい価格体系」
ユーザ単位という非常にシンプルな価格体系lかつ情報公開されているので、基本料金などユーザ数に依存しない料金が別途発生しないですし、営業との相談や交渉を実施する必要がありません。見積もりが容易。特に小規模での利用者にはメリットありです。

「Jira Software や Bitbucket などの開発ツールとのシームレスな統合」
現在Jira Softwareを利用しているユーザや、開発者向けのメッセージかなと思いますが、もともとJiraの強みである部分をアピール。ServiceNowでもできない訳ではないですが、これまでの歴史からファンは多いでしょう。

「同一プラットフォームでIT・開発・ビジネス部門のニーズに対応」
逆にJira Service Management がESMツールとしての認知度が低いことから、IT以外もやれますよってことをアピール。ServiceNowに「×」がついているのは、おそらくこういう解釈かなと。(以下)

Jira Service ManagementはJira Service ManagementのみでESMに対応できるが、一方ServiceNowはそれぞれが製品モジュールとしてわかれているため、例えばITSMのみではHRや営業やカスタマーセンターなどのニーズには対応できない・・・といった意味合いなのかなと思います。

では、ServiceNowは優位なケースはどういったケースでしょうか?

私は特に以下のケースではServiceNowに優位性があると考えています。

組織全体のデジタルプラットフォームとして統合的に様々な製品モジュールを活用したいケース
Jiraに比べてカバー範囲が圧倒的に広いですし、統合的に活用することで様々な価値を発揮します。ServiceNowで、それらの価値を実現する中核となるのが、CSDMであり、CMDBです。

#詳細は下記を参照

各製品モジュールに組み込まれている業界のベストプラクティスを最大限活用したいケース
Jiraは柔軟性を持たせることやTeamコラボレーションに重きを置いているように感じます。結果として、ベストプラクティスの組み込み方が弱い印象があります。例えば、JSMでITも人事も使えるというメリットがありましたが、それは裏を返せばそれぞれに最適化されたレベルまで作りこまれていないとも言えます。

なので、エンタープライズレベル(特に大企業やグローバル展開企業、グループ会社が多数存在する企業等)でガバナンスを効かせたい、という強い要望があれば、ServiceNowの方が導入しやすいかもしれません。

そうなると、ServiceNow導入において重要になるのが、ツール戦略です。ServiceNow活用における価値を明確にし、それらを実現するためのアーキテクチャーおよびロードマップ策定が必要となります。

#詳細は下記を参照

ということで、結論。

私自身は常に中立です。笑

・・・ではなく、皆さんの要件に叶った製品を選定しましょう!

本日は以上です。ありがとうございました。



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