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②なぜSIAMなのか? Part1

前回の「あなたの組織にSIAMは必要ですか?」に続いて、今回は「なぜSIAMなのか?」についてご説明したいと思います。

前回同様、「Service Integration And Management(SIAM)のコンセプトを説明する資料(日本語あり)」を用います。

2回に分けて説明したいと思いますが、1回目は前段として、SIAMが必要とされる外部環境、外部環境の変化について説明します。

1.外部環境の変化

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SIAMの外部推進要因として、以下のような市場の変化が挙げられています。

・顧客のニーズ、期待、行動の変化
・急速な技術革新と進化
・規制遵守および統制の強化
・世界市場の不確実性
・市場競争の激化
・要求の厳しい洗練された消費者

SIAMでは、これらの変化に対応するには従来のサービスマネジメントのアプローチでは限界があり、その限界をこえるためには、オペレーティングモデルおよびマインドセットの変革が必要で、SIAMはそのような変革に必要な知識を提供すると述べています。

2.内部環境(組織)が抱える課題

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前回の「あなたの組織にSIAMは必要ですか?」の質問に紐づくのが、組織が抱える課題です。本資料では、よくある組織課題を紹介しています。

そして、これらの課題を解決するモデルの1つがマルチソーシングであり、事実、多くの組織が意識せずともマルチソーシングにシフトしていっていますが、現実的にはそのメリットを享受できてないケースも多いようです。(「マルチソーシングは期待に応えているか?調査による現在の状況」を参照)

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では、マルチソーシング環境で価値を実現するオペレーションが機能しないのはなぜでしょうか?本資料では、それらを障壁として以下のように整理しています。

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逆に言うと、これらの障壁を乗り越え、価値を実現するオペレーティングモデルとしてSIAMの知識体系が活用できるということです。

次回は、「なぜSIAMなのか?」についてSIAMの位置づけやマインドチェンジの必要性について説明します。

本日は以上です。ありがとうございました。

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