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ServiceNow ITSMとJira Service Management -お供を一人連れていくとしたら?-
ServiceNowのITSMと、アトラシアンのJira Service Management(JSM)
それぞれの特徴をメリデメ比較とか細かい話ではなく、
感覚的に表せないかなぁ・・・
・・・と、ぼーっと考えてて、
それで思いついた論点が、
「お供を一人連れていくとしたら?」
です。笑
つまり、「そのツールを活用するために、誰がいると最も効果的か?」
を考えることで、そのツールの特徴を表現できないかということです。
結果は・・・以下のようなイメージです。

まず、ServiceNowのITSM
お供にServiceNowアーキテクトを選びました。
理由は、
「ServiceNowは良くできたツールで、ITILのベストプラクティスが標準として実装され、かつUIもわかりやすので、プロセスを知らなくても使えてしまう」
「一方で、良くできているが故に、全体アーキテクチャを理解した人がいないと、変更の影響を見極められず、結果として標準に縛られてやりたいことがやれなくなる(カスタマイズが難しい)」
からです。
次に、アトラシアンのJSM
お供にプロセスコンサルタントを選びました。
理由は、
「JSMは、ITILのベストプラクティスを標準として実装しているものの、自由度が高く、GUIでワークフローを設計できれば誰でも簡単にカスタマイズできる」
「一方で、バリューストリームをベースにプロセス設計ができないと、ITSMのプラクティスがうまく活用できず、その組織の属人的なやり方になってしまう可能性が高い」
からです。
だからServiceNowはエンジニアの育成にあんなに投資しているのかなぁとか
JiraはもともとAgile, DevOpsの流れから来ているので、その特色がJSMにも出てくるのかなぁとか
ツールを触りながら、思いにふける今日この頃です。笑
本日は以上です。
ありがとうございました。