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Sakayume

結局、僕は
惚れてしまうから
余り近づかない方が

自分は大切にしないと
すぐにフィナーレが
あなたを迎えに

予定よりも早く
エンドロールが始まる

Introductionの
メロディは止まなくても
再生時間は減った

ある程度の
アソビを以て
マイペースじゃ
足らない
間に合わないとしても

そんなの知らない
全く関係がないと
投げ遣りな惰性に

ホントが
明日、ダメになる前に
僕は自身を笑う

自惚れていたって
少年時代の不自然
忘れられた訳じゃない

全ては
簡単には
ラクには
終わらないように
セットされている

一瞬、安心させたのも
誰かの力を借りたのも
想定(scenario)通り

なるようになるは
諦観ではないから
価値はあっても
オマケはなくなる

ホントは
無がよかったんだけど

それって
透明じゃなかったから
澄んだりはしなかった

余りにも
気に入らなくて
全然
機に要らなくて

その話
面白いと
僕は思わなかった

空なんて
たいして
美しいと思わないのは
間違いじゃない

やっぱり、それだけ

隙間
そんなに好き?
何処、観てるのよ
昨季から
死んだ魚のような眼で

贅沢三昧よりも
中華三昧の方が好みでも
あなたはきっと

酒の肴は
骨も目玉焼きも
美味しく戴いた

飲み込んだのは
愛じゃなくて
ピンク色の錠剤

変な恋

丁度
腐り掛けた頃が
一番美味いから

今は
未だ
待っているだけ

無呼吸のまんま
眠っているだけ

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