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登りたいから登る 本能が喜ぶ沢登り



どうして苦しくても山に登ろうと思うのか
不思議ですよね
それは街の生活では決して得ることのできない、人間本来の充実感を得るためではないかと、改めて思っています

気を抜けば死んでしまうかもしれない厳しさ、それを乗り越える達成感は、精神を良い状態にもっていってくれます

さて、今回は初の沢登り
読図やクライミングや岩稜歩きを習い、いよいよ登山の全部が詰まった沢登りに行ってきました!
もちろん安全第一で😊

2024年7月20日(土)
神奈川県西丹沢畦ヶ丸モロクボ沢

梅雨明けの大変暑い土曜日
沢登り日和です 冷たい清流をバシャバシャ歩き、滝のシャワーを浴びたいな♪

8名のパーティでわたしともう一名が沢の初心者🔰
大変緊張して臨みました

沢を登っていくのは楽しそうですが、滑って転んだらどうしようとか沢からピークを登り詰めるルートは絶対に厳しいよな…とか、緊張するな😣
畦ヶ丸は一般登山道でもそれなりですから

駐車場で、沢靴ほか装備を装着して出発です
8:15用木沢出合

沢に入ったり、脇を歩いたり楽しい♪


モロクボ大滝

前半戦でメインのモロクボ大滝に到着
迫力があり、緑に映え大変美しい

困難な登りはロープで安全確保して登ります
プルージックも練習したのだけど、結局結んでもらいました。また、引っ張り上げながら岩をのぼるのはなかなか難しく、勝手について来てくれるアッセンダーを買おうと思いました

しかし、クライミングギアはたくさんあって用語もたくさんで、なかなか覚えられないな😣💦

なんとか練習して迷惑をかけないようにしたい

滝の上に出ました!落ち口を見られるのは感動的✨

滝が続く
大変美しい✨

少し難しい箇所はロープを垂らしていただきました

意外だったのですが、水流があるところの方が滑らない

岩タバコの花


結構体力を使うので、すぐお腹が空きます。
待っているときや、小休止時に
適宜、各自、行動食を摂りながら歩いています

普通のハイキングだとみんなで頂上に着いて一緒にランチ♪とは対象的です

バリエーションハイクなので、道はありません。
読図で進む方向を決めます

読図を教えていただいているところ

沢が細くなり、どこから畦ヶ丸の頂上に登り詰めるか議論します
いろいろ意見がでました
最終的にリーダーの判断で詰め位置をきめ、
登攀開始です
(標高1,070mくらい)

しかししかし、なかなかの急登
しかも土は踏まれておらず崩れ落ちます。
登っても足元が崩れて、ザーっと滑り落ちる。
登りに難儀していると、
リーダーの「キックステップで行って!」との声が聞こえる。
わたし「キックステップってどうするんですか〜⁈」
ベテランさん「つま先を直角に斜面の土に突っ込んで登って!」

木の根っこやまだらにある掴めそうな木を必死で探しては掴み、キックステップと這いつくばって一心不乱に稜線まで登る

そうか、木がある斜面を選ばないとダメなんだ

ああ、登れた…

わりと早く登れたため、みなさんが来るまでモグモグタイム。また、少しこの先の道を探してみたりして待っていました。
他の方はロープで別の方をフォローしていましたがわたしは役立たず…申し訳ございません😣

早くみんなで一般登山道にたどり着きたい

しばらくしてみなさんが稜線に揃い、また登攀開始。この先も厳しかった
鹿冊の向こうに一般登山道を歩く登山者が見えた時、嬉しかったな🥹
(標高1,200mくらい)

鹿冊の空いてるところをくぐって一般登山道に入る。
沢靴を脱ぎ、アプローチシューズに履き替えます。すごい数の虫🐝。虫除けネットを被る。わたしは足元もゲイターを付け、全身肌の露出がないようにしましたが、これが正解でした。アブかブヨ🪰か、服の上から一箇所刺されただけですみました

かなり時間も押していたため、頂上まで登るのは中止し、善六ノタワ(鞍部)まで一般登山道を下山開始しました
そのあとは、ショートカット目的で再びバリエーションルートを行きます

15:10 善六山のピーク1,119mまで下りた。
もう下山しててもいいような時間…
メンバーの疲労もあり、次の1,033mショチクボノ頭ピークから、緩やかと思われる道を探し、
スタートの沢口まで降りるとリーダーが判断しました

善六山からの眺望

1,033mからの下りはじめは広い尾根をくだり、
なかなかいい感じでしたが、次第に鹿冊沿いを歩かざるを得なくなります。

鹿冊につかまって歩かないと転落してしまう厳しい下山に…
ピンクテープがちらほらあったので頼りにしていたのですが、どこかで間違ったかもしれない…
鹿冊が高く有刺鉄線もあり、乗り越えることができない…鹿冊の向こうの尾根に行く事ができません。(わたしたちが動物側😓)
まるで檻の中を下山しているかのようです

だんだんと夕方の雰囲気…17:00近い…不安も頭をよぎります

ヘッドランプは持ってきている
食料はまだ少しある
水は足りるだろうか

そのとき、前方からリーダーの声が。

「鹿冊、抜けました!」

わぁ よかった〜
暗くなる前に下山できる
本当によかった🥹

17:14 鹿冊を抜け、見上げた


下山し、みんなでバンザイ🙌
おつかれさまでした〜😊✨
いや〜爽快だ
楽しかったね〜とみなで喜びました✨

無事に車までもどる事ができました


今回のルート
ちゃんと予習しましたが、
実際は難しいですね😓

濡れたので皺くちゃ💦


しかし、今回のモロクボ沢、沢登りは初級とのこと。これで初級なんですね
いっそう精進いたします😣💦


【今回の装備】

沢靴はじめ、今回のためにいろいろ揃えました。
ドロドロでしたので、全て洗って乾かしたところ

ネオプレンソックスはなかなか優秀なんだな。
沢靴はフェルトにしました。あまり滑らずよかったと思います。レッグガードも買っておいてよかった。なければさらなるアザだらけだったはず😓

あと、沢では軍手。詰めは登山用グローブに変えた。軍手は結局濡れちゃって乾かないから、別にグローブを持っていってよかった

全て濡れても大丈夫なように防水の袋に入れた



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