中将 大木繁 (9) 1945年8月9日『ソ連が満州国へ侵攻』
終戦間際の動静 8月9日
以下は「日本憲兵正史」からの抜粋
8月9日
ソ連が満州国に侵攻
ソ連は「囚人部隊」を先頭に満州国に侵攻
新京の関東憲兵隊司令部がソ連の参戦を知ったのは、
9日の午前8時前後。
首都新京で空襲警報が発令された。
ソ連は飛行機で新京の監獄を爆撃した。
8月10日
新京の関東憲兵隊司令部と、通化憲兵隊を除いて、
全満州の各憲兵隊は、関東軍の各地区の軍司令部に組み込まれた。
ちなみに「憲兵隊」は「軍隊」ではない。
満州国に駐屯している軍隊は「関東軍」
満州国に駐屯している憲兵隊は「関東憲兵隊」
「憲兵隊」には「軍」の文字がない。
ロシアの「ウクライナ侵攻」は2022年に始まった。
国名がソ連からロシアに変わっただけで、
ロシアの本質は変わっていない。
やっていることは、1945年の満州国侵攻と変わりない。
ウクライナはクリミア半島をロシアに盗られた。
日本は北方領土と樺太をロシアに盗られた。
1945年と2022年、何が違うというのだ?
見出しの写真・地図は、静岡新聞から引用
https://news.at-s.com/article/1107077