小さな鉢バラの植え替えと衝動的にやってしまった挿し木
こちらも 球根植え付けと同じく写真を撮ってはいたけれど 記事にするのが遅くなっていた事項です。
それは鉢バラの植え替え(鉢増し)。
できればバラの休眠期である1~2月上旬までくらいが バラの剪定と共に植え替え(鉢増しも)の適期なのですが、厳寒期に行うのが辛いのと できれば先に購入していたバラの土を早く使い切ってしまいたい というよこしまな考えで ほどほどな植え替えでよいかな、な状態の小さな5号くらいの鉢のバラに着手しました。
※ちなみに使用した土は「京成バラ園の土」(培養土)です。以前にも使用したことがあって まずまず良かったように思います。
でもその後はまた別の土が出番を待っています。
上の白いバラは 以前も紹介しましたが、切り花から挿し木したものを2年くらい小さな鉢であまり丁寧なお手入れもせずにいたもの。
それを春に少し気持ちを入れ替えて 5号鉢に鉢増ししたらすごく大きく成長してくれて、期待していなかった花も5~6輪さかせてくれて バラの強さを見直すきっかけになった子です。
この度、更に6号鉢にサイズアップ。木と鉢の大きさのバランスを取ってみました。
下の赤いバラも数年ぱっとせず、お世話もなんとなしな感じでしていたもの。こちらは小さ目6号鉢から 土がたくさん入るスリット6号鉢(白いバラと同じもの)に植え替えました。
今年は確か花は1輪だけだったかな?でも久しぶりに見た気がします。
あと、小さい株なのにやたら木が太い!
そういう品種なのでしょうが 白と同じく鉢が小さく見えたので若干の鉢増し、となりました。
(タイトル画像はこれの赤い新芽です。元気そうでしょ?)
こちらは挿し木のリラ。親株がいまいち成長がよくない数年間の間に 挿し木した方が良い感じになってきました。(もう一株もっと茂っている子もいます。)
こちらも5号の小さい鉢から5号の四角くて長い鉢(バラの家さんで親株を購入した時に入っていたもの)に植え替えました。
実質土が増えて根っこも増えるはずです。
マイクロミニバラのほほえみは今までペラッペラのポット住みでしたが、それまでリラが植わっていたしっかりした5号鉢に植え替えました。
土の量は変わりませんが、新しい土でリフレッシュしてほしい。
右下は 今年は1輪も咲かなかった 切り花からの挿し木。咲けばクリーム色?アイボリー色?にピンクの縁取りのお花です。
来年に向けて咲いて欲しい気持ちで5号角鉢に植え替えました。
1昨年~去年はいろんな事に思い悩んでいた時期で 園芸にはあまり気持ちが向かっていませんでした。
バラはお手入れが大事。でも何か突発的な事があれば 手が掛けられなくなる→花の数も少なく、葉もボロボロになり、生かしておくのも可哀そう→自分も年を取ることだし、ゆくゆくは減らしていく方向にしよう。
と、思っていましたし、あまりうまく咲かせられないバラを何本か処分したりもしました。申し訳ないけれど手が回らなかった。
でも今年、実際に突発的な事があり 全滅するかも~ と思ったのに 想像よりはるかに強いバラの生命力を思い知らされ、またこういうことがあってもなるようになる、ダメならダメになった時だ、お世話できること間は もちろんできる範囲でですが、したい と前向きに考えられるようになりました。
おまけ。
俄然バラのお世話が楽しくなってきた私は 冬剪定の前なのに 「これは余分な枝なんだろうな」というものを切ったり、「このシュートは秋に出たものだから 来年役に立たないかも。でも根元から除いてしまうのは惜しすぎるから上部だけカットしておこうかな」などと 自己満足でもしかしたら頓珍漢かもしれないお手入れを 楽しんでいます。
そんな中、かおりかざりのシュートをカットしたものがもったいなかったので 衝動的に挿しました(笑)
その直前に 絶対失敗しない挿し木の方法、みたいな動画をチェックしていたのですが、カットして水挿した後に出かける用があり、帰宅して夕方になってから「あー挿し木してないや。今からやっちゃう?」と 薄暗い庭で適当なプラ鉢を探し、挿し芽の土を玄関に持ち込みザザザっとやってしまいました。
動画では土も自分で工夫されていたし、挿す鉢も葉っぱが寒風に当たらないように もっと大きな鉢かペットボトルを切ったもの、でしたが…
小さ目なのしか見当たらなかったのでそれに挿し、次の日 さらに一回り大きいロングポットにすっぽり入れてみました。これで葉っぱに風は当たらない。そして辛うじて半日陰の陽射しが葉っぱに当たるので問題ないかと。
どうせダメもとなので失敗してもいいのです。
かおりかざりは 今は正当な方法では入手困難なバラなので できれば命を繋ぎたい。
既に挿し木の子たちも大きくなってきたけれど 育て方が下手だったのでこの挿し木たちをもっとうまく育ててみたいという野望?が生まれました。
と、長々書きましたがほんとに成功するかどうかはやってみなければわからないので…いつか良い報告ができることを願っています。
ダメでもまたやればいいしね。次のチャンスは梅雨前あたりです。むしろ冬より梅雨どきの方が適期かな。