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【防衛機制】自分の心を守る無意識の行動を知る/兼業公務員への道85日目

こんにちは!まいこです。

私は今、キャリアコンサルタント資格を取得するため、キャリアコンサルタント養成講座を受講しています。



養成講座で

精神科医アンナフロイト先生が提唱した

自我の防衛機制というものを学びました。

医療関係者や、
心理学を学ばれている方は
お馴染みの内容かもしれませんが、

この知識があると、

人に対して、

「なんで、そんなことするの!?
信じられない(๑•ૅㅁ•๑)」

と思う回数が減りそう。。

と、感じたので、

記事にしてみようと思う。



自我の防衛機制


アンナ・フロイトは1895年に
ウィーンで生まれ、
精神分析の創始者である
ジークムント・フロイトの娘であり、
防衛機制や児童精神分析研究で
功績を残したイギリスの精神分析家です。


防衛機制は、
私たちにとって受け入れ難い状況や、
潜在的に危険に晒されている
と感じたときに、
不安を軽減するためにとっている
無意識の心理メカニズムだそうです。
人間は自分の心を守るためにも
無意識の力が働くんですね!


防衛機制について、
いろいろ調べてみると、
項目や分類方法など
なかなか奥が深いようです。

ですので、この記事では
わたしがキャリアコンサルタント養成講座で
学んだ主な防衛機制について
ご紹介しようと思います。


【主な防衛機制】

1 抑圧


過去の辛いことがあったのに、覚えていない。

というように、
受け入れがたい感情や記憶を意識の外に追いやる。

2 反動形成

•好きな人にわざとちょっかいを出したり、
そっけない態度をとる。

といったように、
受け入れられない感情や考えを
見ないようにする。

3 分離

•実の親が亡くなったのに全く涙が出てこない。

といったように、ある考えと、
それに伴う感情が表に出ないようになる。


4 否認

自分は癌だと告知されたが、自分は健康そのものだと言って、頑として言うことをきかない。

というように、受け入れ難い事実を直視せず、事実と認めない。

5 投影

私がカンニングしたのは悪くない、彼が机の端に見えるように答案を置いていたのがわるいんだ!

というように、
自身の受け入れ難い感情や考えを、
他人が持っているとみなす。

6 退行

失恋のショックで、部屋に閉じこもり子供のように泣き喚いて部屋から出てこない。

といったように、
受け入れ難い状況に直面した時に
自分の現在の発達時点より前の発達段階に戻る。

7 同一化

憧れのKpop アイドルと同じ髪型、
メイクをする。

というように、
他人の性質を取り入れ
自分も同質になろうとする。

8 合理化

同僚の中で、
自分だけ飲み会に誘われず悔しい時に、
どうせあまり気も合わないし楽しくもない、
時間の無駄だ。

というように、
不快な現実にもっともらしい理屈をつけ、
本心を隠す。

9 補償

失恋した悲しみを埋め合わせるために、
やたらと仕事に打ち込む。

というように、
自分のある特質に劣等感を抱くときに、
別の性質で補いバランスをとる。

10 置き換え

好きな人から振られた時に、
好きでもない別の人と付き合う。

というように、
ある欲求が叶わない場合に
他の欲求で満たそうとする。

11 昇華

社会への不満を晴らす為、小説にして多くの人に感動を与える。

というように、
満たすことが許されない衝動、欲求を
社会的、文化的に
価値のあるものに置き換える。


人は、
自分の心が壊れてしまわないように、
自分を守るために、
無意識に、ストレス対処の方法を
とっているんですね!



これまで


「えっなんで!?そんなことするのよ!」

って、思っていたことが


ああ、防衛機制が働いたのね😊

って思うと、
相手をより理解できる気持ちになれそうです。

逆に、
私どうして
こんな行動とってしまったんだろう🙀

って自分が見えなくなった時にも、


あっもしかしたら、
防衛機制が働いたのかも。。。

とより自己理解が深まるきっかけになったり、
自分の隠れた気持ちごと
自分を認めるきっかけになったりするかも😀

って思いました。

まとめ

アンナフロイト氏が提唱した防衛機制。
自分の欲求不満や不安から身を守るために、
無意識にとっている心の働き。


人は、みんな完璧じゃない。
だから弱い心を守ろうとする。
それが人間。

これからは
人や自分に対して
もっと優しくなれそうな気がする。


今日も読んでいただきありがとうございました。
素晴らしい1日をお過ごしください。




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