やればやるほど自信がなくなっていく、って言う生徒にアドバイス。by尾関
午後になり、ぞくぞくとやってくる頼れるスタッフたち
スタッフたちがそれぞれに生徒のために全力投球している中、僕は生徒たちと懇談♪
長森校では3週にわたり予想問題テストをしている。
1週目より2週目、2週目より3週目って点数をあげられるよう、考えて勉強することで君の力がついていくのである。
やれと言われて取り組む宿題、行けと言われて行く自習室なんて、君の学力アップには貢献しない。
「この現状を打破するにはどうしたらいいんだろうか?」
その問題意識と行動が君の学力を上げるのである。
学力ってのは、「学ぶ力」だと僕は思う。
定期テストがゴールじゃないし、もちろん高校受験がゴールでもない。
どういう生徒が〇〇高校に合格するのか?
「そりゃ~合格最低点を取れた生徒でしょ。」っていうご意見。
ごもっともである。
でもそんなこと考えて〇〇高校に合格したってなぁ~・・・って僕は思う。
なんで〇〇高校に行きたいのかって、〇〇高校のレベル感で勉強したいから、〇〇高校に行きたいんだろ。
だったら「〇〇高校で勉強するに値する自分」へと受験生生活を通して成長し、合格を手に入れなくちゃ先がない。
合格の瞬間グラフが頂点に達しました。
後は落ちるだけです。
だなんて悲しくないか?
あこがれの高校で勉強するに値する自分になれるよう、「学ぶ力」をつけて、高校に行っても常に旬の自分でいなくちゃね。
やればやるほど不安に。
とある生徒との懇談の時に出てきた言葉である。
分かるわ~その気持ち。
やってもやってもわかんない問題、なんでこんなミス(涙)ってことにぶち当たる。
僕だって同じである。
毎年毎年新たな生徒達が僕に、お前たいしたことないぞって教えてくれるもんな(笑)
こう伝えてもダメか~、こう教えても分からないかぁ~、
ってなんだかどんどん自信がなくなっていく。
自分が「力のあるいい先生」だったんじゃなく、「いい生徒達」に恵まれていたから、鼻高々で自信満々に先生をやらせてもらっていただけにすぎなかったってことを思い知らされる。
で、ついつい最近の生徒は〜なんてスタッフ達に愚痴りたくなっちゃうんだな(笑)
でもやっぱり「かつての生徒たちとの長森校」の思い出の中で、今目の前にいる生徒たちにケチをつけてるんじゃなくて、「今目の前の生徒たち」とつくる「常に旬であり、最盛期である長森校」を満喫したい。
目の前の生徒に最善を尽くす。
この繰り返しで、僕の思い出の中に、最高の長森校生が増えて行くのである。
なんてことを伝えているうちに表情が晴れていくその生徒。
「君のお兄ちゃんを教えていたころの僕よりも、今の僕の方がぜんぜん自信はないんだけど、でも、君の兄ちゃんを教えていたころよりも、今の僕の方が絶対いい先生だって思うで。」
なんて自意識過剰なこと伝えちゃったけど(笑)
でも絶対そうなんだよ。
だから、君も頑張れよ。
やればやるほど、自信はなくなっていくかもしれないけれど、
やればやるほど、「いい受験生」になってるんだからね。
そんなこんなであっという間に夕方の解散時間
明るくがんばるみんなが大好きである。
明日のブログは夜のパート長森日帰り特別合宿ブログ最終回である
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