仕事ができない人に共通する口癖は“はい!わかりました!”です。
こんばんは。
あくまで、私の経験にもとづくお話ですので、すべての場合で当てはまるわけではありません。
けんじ「〇〇さん、△△の件、1週間以内に□□のように対応していただいてもよろしいですか?」
部下「はい!わかりました!」
日常的に、このような会話はよくありますよね。
明るく、元気な返事ですので、仕事を依頼する側も気持ちよいものです。
しかしながら、私の経験上、このような返事をする人は、仕事ができない人に多い印象です。
その理由に気づきました。
おそらくですが“その場しのぎの返事”をしているだけだからです。
私は立場上、さまざまな方に依頼をします。
依頼した仕事については、部下の対応は大きく3つにわかれます。
1.当日に、私が部下に依頼した仕事が完了している
2.数日後に、私が部下に依頼した仕事が完了している
3.1週間経っても終わっていない
上記1.2の人は、依頼した瞬間には「はい!わかりました!」とすぐには言いません。
私と部下の間で齟齬がうまれないように、調整する質問が私に飛んできます。
部下「〇〇のような見せ方で、アウトプットはExcelでよろしいですか?」「△△という理解でよろしいですか?」「後工程でみる人は社内の人ですか?社外の人ですか?」など、部下なりに何かを考えて、成果物のイメージをしているのでしょう。
このように調整した後に「承知しました。対応します。」と言ってくれます。
依頼する側も非常に安心感があります。
一方で上記3 の状況をつくる部下はすぐに「はい!わかりました!」といいます。
そして、期限当日に、進捗を確認すると部下からは
「やっていません。」「今からやろうも思ってました。」「やり方がわかりません。」などの言葉をいただきます。
依頼したタイミングで、理解していないのに返事をされても、わからないことを後回しにしているだけです。
後で私が対応するくらいなら、理解するまで説明を繰り返したほうがはるかに楽ですし、部下ができないことであれば、私自身で対応するなど、別の策を考えます。
取引先からの依頼も同じように対応しているケースもあります。
相手からの信頼をなくす行為を続けていると本当にもったいないので、注意していきましょう。
本日の気づきでした。
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