ただ気づく。
こんにちは。セラピストの市岡めぐみです。
今回は「受け入れる」ということについて少し私の考えを書いてみたいと思います。
多くの人が「受け入れる」ということについて、必死になっているように見えることがあります。
例えば、何か嫌な出来事や不本意なことが起きたときに、
すぐに、何かしらの肯定的(と思われるような)意味付けをしたり。
もしくは自分自身のことでも許しがたい、認めがたいことに無理してOKをだして、認めよう、許そうと頑張っていたり。
で、結局、OKを出せなくてグルグルする…。
私からすると、それはちょっと
“やりすぎ” “口を出し過ぎ”
な感じがします。
たとえば、誰かに
あなたは〇〇な所があるけど、私は受け入れる
○○だけど、私は大丈夫よ!
とか言われたらチョットめんどくさくないですか?(笑)
それよりも、その事には直接触れず、
でもそんな部分を知りながらも、見守っててもらえる方が
なんだか、安心していられると思うのです。
それは自分自身に対しても同じです。
当たり前ですが、誰にでも
好感が持てる自分と、
好感が持てない自分がいます。
それが自然。
であれば、過剰に認めようとするのではなく、
また、見て見ぬふりをするのでもなく、
(これは自分で自分を無視することです)
とりあえず、気づいてあげましょう。
それ以上は何もしない。
ただ気づく。
それだけです。
でもこれは何もしていないわけではありません。
自分を見守るのです。
気づき続けるという姿勢はそのまま、
受け止めるという姿勢に繋がります。
何か変えようとするのではなく、
受け止める。
ただそれだけでも、自分自身が自分自身に安心するはずです。
好感が持てる自分も自分。
好感が持てない自分も、また自分。
自分を区別しないように。
自分を無視しないように。
受け止めてみてください。
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