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俳優はすごいし有村架純は可愛い

📷:昨年夏、横須賀市ソレイユの丘のヒマワリ

アマゾンプライムで『有村架純の撮休』を観た。

とにかく、有村架純がかわいい。

これに尽きる。

全八話、オムニバス形式のドラマだ。


毎話監督・脚本家を変えながら「有村架純の撮休の過ごし方」をさまざまな演出方法で映している。


家族と過ごす撮休、友達と過ごす撮休、同棲相手と過ごす撮休、人間ドックを受ける撮休、誰と過ごすわけでもなく一人で楽しむ撮休…

過ごし方、過ごす相手はバラバラだ。

そのバラバラな過ごし方の中で有村架純のさまざまな顔を見ることができる。


テレビで受けている「素直で控えめ」という印象に縛られて、本当の自分を出すと振られてしまう、とか。

有名人だけど自分に自信が持てず、同棲相手の元カノに嫉妬してしまう、とか。

『有村架純なのに?』『あの有村架純でもこんなこと思うんだ』を視聴者から引き出すような話が多いなという印象だった。


全てフィクションであるし、あくまでもドラマなので現実の有村架純がどんな人間なのかはわからない。

が、現実の有村架純に対してさまざまな想像を巡らせることができた。

映画『花束みたいな恋をした』を見た時にも、大学生〜社会人になる彼女をリアルに演じていて、まるで現実に絹ちゃんが存在しているように思えた。




今まで有村架純が出演する作品はたくさん見てきたが、その役柄は多種多様だ。

さまざまな有村架純の顔を見ることができたが、そのたびに「かわいい」と思う。

今回の『有村架純の撮休』は、さまざまな役を演じる有村架純をぎゅっと詰め込んだような作品だ。

元カノに嫉妬する有村架純も、バッティングセンターで熱くなる有村架純も、ベッドでダラダラする有村架純も、中学生の前でイライラを露わにする有村架純も、かわいい。

テレビや映画でキラキラと輝いている有村架純も、私たちと同じ人間だ。

当たり前のことなのだが、ドラマなどで役に入り込んでいる有村架純が本物のように見えてしまって、その役の人物の印象が抜けない。

まるで現実には存在しない幻想のようにも思えてしまう。


これはいつも思うことなのだが、俳優さんの本当の性格なんて視聴者は知ることができない。

知り合いの性格だって、深く仲良くなるまでは全部知ることができないのに、テレビの向こう側にいる人は尚更だ。

俳優さんにとって、イメージや印象が重要であるのはそういう側面があるからだろう。


実際、『有村架純の撮休』を見て様々な有村架純の顔を見たけど、本当の性格まではわからない。

それでも、有村架純のさまざまな本当の姿を想像しながら観るのが楽しいのだ。

俳優さんが裏で激しく遊び回っていても、モラルに反したことをしていても、作品が良ければそれでいい。

法に触れてしまうのはさすがに人間として、社会人として良くないので降板させられても仕方がないと思う。

だが、裏の悪い顔が表沙汰になった時にわざわざ「こんな人だと思いませんでした!もうあなたの作品は見ません!」と言ってしまう人は俳優さんに期待しすぎじゃない?と思ったり。

むしろ本当は性格が悪いのに心優しい人の役ができるなら、すごい演技力だと思う。


俳優はすごい。

毎話のオープニングで野間口徹演じるマネージャーと黒田大輔演じるプロデューサーが、ドラマの撮影が休止になるやりとりをして、それをマネージャーから有村架純に伝える。

共演俳優のスキャンダル、ロケ地の不具合、出演する子牛が生まれない、などさまざまな理由で撮影が休止になるのだが、そのくだりがなんともコミカルで可愛い。

そして翌日の撮休を告げられた時の有村架純の顔ももうなんとも言えない可愛さなのだ。

心の中では、翌日の部活の練習が急遽休みとなった学生のように歓喜し、とてつもない勢いでガッツポーズを作っていることがわかる。

ただ、撮休になった理由が理由なのでその喜びを全面に出す事はできず…と言った感情が伝わってくる顔だ。

ああ、可愛い。

この表情がなんとも可愛い。

総じて、俳優さんはすごいし、有村架純はかわいい。


映画『阪急電車』の有村架純も可愛かった。


ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の有村架純も可愛かった。


常にさまざまな「可愛い」姿を見せてくれる有村架純。


これからの作品でも彼女の「可愛い」は更新され続けることだろう。


※なお、私の発する「可愛い」は、外見的特徴を褒める意味だけではなく、その仕種や表情などを含めて愛らしく感じるという意味である






よんぴ

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