【4期生】宿題大作戦/活動報告
挨拶
セントリベルが始まって、2年半が経ちました。メンバーはそれなりに入れ替わりましたが、相変わらずイベントに顔を出してくれるOB•OGの方々、そして支援してくださっている方々に感謝しております。
そんな方々のおかげで、セントリベルは4期生を迎えることが出来ました。新たに入った4期生は好奇心旺盛で明るい高校生たちです!
そんな4期生のデビュー企画は、セントリベルでの開催3回目となる小中学生の夏休み宿題サポートイベント、題して「宿題大作戦」となりました。
2年前は新座市で。
1年前は戸田市で。
そして今年は新座市に帰って来ました!
セントリベルとしては3回目の企画。とはいえ、彼らには毎回違ったストーリーがあるのです。この記事ではこの企画が実現させるまでのストーリーを紹介します。
4期生のストーリー
今回はこれまでの宿題企画とは違って、明光義塾様と共催し、教室を会場にさせて頂きました。
企画運営をメインで行うプロジェクトメンバーは7人。
学年は高校2年生から大学4年生まで。
大学受験を控えるメンバーもいれば、卒論・研究に勤しむメンバーもいました。
さらに住んでいる場所は南アフリカ、埼玉、石川、愛媛と、分散していました。
そんなバックグラウンドを持つメンバーはコツコツと過去の企画を参考にしながら、ディスカッションを重ね、当日来てくれる子どもたちに「どうしたら楽しかったと思ってもらえるのか?」を考えながら活動してきました。
1番大変だったのは小学生を集める事でした。小学生はSNSをやっていないため、現地での拡散が鍵です。
4期生は、今回新座市の小学校にお手紙を置かせて頂くため、教育委員会や市に連絡をして、学校を駆け巡ったり、近くのお店にもポスターを貼らせて頂くため、電話をかけたりしました。
断られることも多くて、メンタルがやられるメンバーもいましたね。(本当によく頑張った!)
そんな時もお互いに声を掛け合いながら、何とか告知をすることが出来ました。
しかし、ここで4期生は現実を思い知らされます。午後の部の中学生は集まったけど、、午前の部の小学生が全然集まらない!!
このまま集まらずに終わってしまうのだろうか…そう思った時、見覚えのある名前が予約ページに現れました。
それはなんと、2年前、まだ実績もなかったセントリベルが新座市で宿題企画を開催した時の小学生でした。その小学生が2年越しに大きくなって帰ってきてくれたのです。その子がまた別の友達を誘って参加してくれました。
2年前もプロジェクトメンバーをやっていた運営からするとすごく嬉しい出来事でした。
(2年前の企画↓↓↓)
ただ、これでも人数が足りませんでした。もうできることは無いんじゃないかと不安に駆られ、藻掻いた末、せめて来てくれる小学生だけでも楽しんで帰ってもらおうという心構えをし、当日を迎えました。
すると朝7時、奇跡が起きました。
別の小学生の保護者様が「2年前はお世話になりました。当日に恐縮ですが、友達を連れて参加してもよろしいですか?」と。
その瞬間はもう「なんて運が良いんだ!努力が報われたぞー!!!」と、喜びました。
参加してくれた小学生と保護者様には本当に感謝しています。
振り返れば、2年前の自由研究企画でしっかりと小学生に向き合い、帰ってきたいと思ってもらえる場所を作った先輩方(2期生)とその関係者様のおかげでこの奇跡は起こったのだと思います。
今はもういないけど、時を超えて、繋がり続けることが出来るセントリベルは、「今後も残していかなければならないな」と運営陣は改めて感じさせられました。
また、4期生自身は努力は自分たちだけでなく、後輩たちに時を超えて価値を与えることになるということを体感したと思います。
この企画を応援してくださった明光義塾様、いつもサポートしてくださっているセントリベルファミリーの皆様にこのような貴重な学びの機会を与えてくれたことを感謝致します。
当日の様子
今回初めて実施したウェルカムボード(ゲストをお迎えする場所、例えば結婚式場の入り口や、受付台の上などに飾るボード)は、4期生のりんりんが提案し、南アフリカに住むそいちゃんが準備日に手書きで作ってきてくれました。
それを当日参加したメンバーが、小学生一人一人の机に配置し、帰る時には担当したメンバーが今日の様子をウェルカムボードの空いているところに記入して、思い出に持って帰ってもらいました。
プロジェクトメンバーの全員が当日参加をすることは出来ませんでしたが、チームメイト同士協力しあって、参加してくれた小学生は「また参加したい!」と言ってくれました。
4期生が1番聞きたかった言葉です。
4期生のコメント
4期生の未来
「また参加したい!」と言ってくれたのは、子供たちだけではありませんでした。
4期生も「また参加したい、受験終わったら帰ってきます!」と同じ言葉を口にしてくれたのです。
残念ながら受験生真っ只中のメンバーは活動を一時休止するため、今までのように毎週話すことが出来なくなります。
受験が終わるまでの約半年間は短いようで長いものです。きっと会わないうちに価値観や、やりたいことも変わると思います。
しかし、受験が終わった時、一息つきたいと思った時に、また帰りたいと思える場所がセントリベルであったら嬉しいなと思います。
今後も私たちセントリベルは誰かの帰ってきたいと思える場所を作り続けます。
Written by seruchoco
(代表/広報部)