組織にとって“便利”な人材の方程式と落ちるコップを見届ける練習
自分のテーブルのコップであれば反射神経の問題。
隣のテーブルのコップが落ちそうだったら?
この場合、スライディングして水を被ってまでコップを受け止めるのが正義かどうかは分からんし、助かりましたぁってなることも、いらんお節介になるケースもあると思います。
私の身の回りも優秀な人やセンサー多めなHSPさんは、気づいてしまう&先読みできてしまうがゆえに
たとえ他のテーブルのでも落ちるコップを放っておけなかったりする人が多いような…
このコップの話は愛聴PodcastであるOverthesunでもされていて
いやもうホントこれ。
分業制において、crackが最初からないってケースはめちゃくちゃレアなのではなかろうか?
違和感を感じないくらいには偏りなくcrackを埋め合えれば別にいいと思うけども…ねぇ
この余白埋める人偏りがち現象、本当にどこでもある話だと思うんです。
家庭でも結局気にならない人は散らかしっぱなしで、気づく人のやることがどんどん増えてゆく現象。
この現象の主な問題点を挙げるとしたら
①気づく側の人の仕事ばかりがどんどん増えること
②いつのまにかそれがあたりまえになること
③かと言ってお給料に反映される訳ではないこと
@会社などの組織であろうが@家庭であろうが
世の中全てが平等だなんて信じるほどに世間知らずではないけど
偏りなんてあたりまえだし仕方ないよね♪なんて納得できるほど寛容じゃない。
そんなわたしは数学めちゃ苦手なのでこれを方程式というかどうか問題は別にして、落ちるコップを放っておけない人は当てはまりがちなのではないか?と、ふと思ったことを思ったまま以下に記載します。
自分の経験値になることは尊いし、人に頼られることは嬉しいけども。
おや?ワタシ便利すぎやしませんか?って。
やりがいというカバー被せて、搾取されてるような気持ちになったことある人
けっこういるんじゃなかろうか。
逃げ恥のみくりちゃんが黒板に書いたやりがいの搾取という言葉にハッとした1人です私も。
何かに気づくってことはそれだけエネルギー消費してるし、気づきに基づく行動をおこすなら尚更。
そうやって、シンプルに優秀な人材やハイスペックセンサー搭載したHSPの人などがヘロヘロになりながら
当たり前領域がどんどん拡大してゆく問題。
当たり前領域の拡大阻止作戦の第一歩として、落ちるコップを見届ける練習してみませんか?
などと思う梅雨の夕方、低気圧続きで何かと不調起きがちですがみなさまどうかご自愛ください。