【海に眠るダイヤモンド】もうこれが朝ドラでいいだろ・・・
キャスト陣
ともすれば映画1本を観終えた感覚に陥る。それほど第一話は面白かった。
主演が神木隆之介君という事を若干不安視していた自分がいたんだけど、いや問題ない。というより最近の神木君が出演しているCMのイメージに引っ張られすぎていた。彼はやっぱり主演としての収まりが良い。
物凄く華があるというわけではないけれども、物語の進行を絶対に邪魔しない好感さが彼にはあると思う。
私がこのドラマを見ようと決意したのは、杉咲花ちゃんが出ているから。アンメットであまりにも好きになってしまった。私の中では今や二大巨頭。
顔が物凄い好みとかじゃないんですけど、このドラマでもちょっと恋しちゃってる乙女仕草とか、ちょこちょこと動き回る定食屋さんの看板娘感が凄く良い。
改めて唯一無二の俳優さんだなと感じます。
本来すごい美人さんのハズなのに、逆にそれを感じさせないのが彼女の魅力というかね。
土屋太鳳とか池田エライザの方が美人みたいな設定になっているんでしょうし、実際そう映されている。
でも私の目に映る魅力度は杉咲花が群を抜いている。
また清水尋也さんも大変に良い。私はこの人の佇まいがとても好きだ。スタイルが良いのでモデル上がりかと思って調べたら、真っ当に演技をやってきた人だった。それも納得の存在感だと思う。
ポスト鈴木亮平を担えるのは彼だと思う。いや、鈴木亮平さんもまだお若いんですけれども・・・。
後はもう斎藤工・國村隼等々、、、錚々たる面子が脇を固めている。素晴らしいキャスティング。
もうこれだけでコングラッチュレーションだ。
現代パートがどう効いてくるのか
第一話を観た感想としては、群を抜いて回想パート(過去編?)の方が面白い。それは100人に聞いたら100人がそう言うだろう。
だけどそこだけを描くこととしなかったのには理由があるはずで、宮本信子演じるいづみが誰で、何をして財を成した人なのか?
真っ当に推察すれば池田エライザ演じるリナなんでしょうけど、ミスリードがあるのか?
そして現代パートの主人公玲央(神木隆之介が一人二役)が、これから何を為すのか。
はっきり言って現状の現代パートは面白くない。全くもって面白くない。ホストクラブの原価率のくだりや、掛け(要はツケ)で貢がせるというのは現代風刺を利かせている側面もあって少しだけ面白かった。
第二話以降に望む事は、炭鉱で栄えた街の実態や行く末をしっかりと描ききってほしいという事。
あとはもう、恋する杉咲花ちゃんを見せてくれれば私はもう何も言う事はない(尊死)
もうこれが朝ドラでいいよ・・・何がハギャレンだよ・・・。