繊細さん（HSP）さんの「ジャーナリング」書く瞑想のすすめ

2022年12月16日 11:57

きょう12/16は、フリーランスの日

次世代のワークスタイルであるフリーランスの人に個々の力を高めてもらうことを目的にランサーズ株式会社により制定されたそうです。

繊細さんの中でも、フリーランスとして働いている方や、フリーランスを目指したい方も多くいるのではないでしょうか。

フリーランスとは

会社や団体、組織に所属せず、自身のスキルや経験を活かして個人で仕事を請け負う働き方のことです。
働く時間や、場所など、何でも自分で決めることができるため、副業としての短時間から、個人事業主で本業とするなど、いろいろな働き方をすることが可能となります。

人が大勢いると、気遣いしすぎて疲れやすい共感力の高い繊細さん。フリーランスは、何でも自分の力で作業できるため、人間関係のストレスを感じにくく、自分が安心できる場所で、静かに落ち着いて仕事をすることができます。

繊細さんのためのフリーランスに大切な要素

コミュニケーション力

フリーランスになると、会社や組織での働き方と大きく変わってきます。
与えられた仕事をするのではなく、自らが交渉し、直接仕事を受注していかなくてはいけません。臨機応変な対応ができる柔軟なコミュニケーションが必要となります。相手の本音や隠れた要望をうまく引き出し、本質を見極めることが重要です。

繊細さん注意ポイント

・自分に合う仕事かどうかを見極める
・無理に相手に合わせすぎてしまわない
・自分の限界を超えた仕事量を受けない

五感や洞察力が鋭く、敏感に相手の気持ちや感情を読み取り、共感できる繊細さんの特徴を活かすことで、人の気持ちに寄り添った対応ができ、コミュニケーションを図ることができます。また、細かいところにまでよく気がつくため、一つひとつの仕事が丁寧で、人からの信頼も得ることができます。一方で、人の気持ちに寄り添いすぎてしまい自分を犠牲にしてしまいがちな繊細さん。頼まれたり、誘われたりして断り切れず、自分の限界を超えて体調を崩してしまうこともあります。

「自分のペースで働きたい」「自分がやりたい仕事をしたい」などといった仕事への目的を、今一度思い返し、自分の本音と向き合う時間を作ることが大切です。

適切な管理能力

働く場所や時間を選ばず、自由なイメージで魅力あるフリーランスですが、案件には納期もありし、全て自分の責任となります。また、会社員とは違って、毎月の収入が不安定です。もちろん会社員のときよりも収入アップを目指すことは可能ではありますが、お金の管理も自分でしなければなりません。働く時間も自分で調整するため、上手く管理しなければ生活リズムが崩れてくることもあります。
こうした案件の管理、お金の管理、時間の管理、体調管理などを全て自分で管理する必要があるため、タスク管理アプリや、メンタルケアアプリなどの便利な機能も活用しながら適切に管理することが重要です。

繊細さん注意ポイント

・スケジュールには余裕をもたせる
・急な予定変更が多い案件には注意する
・セルフケアする時間もあらかじめ予定する

なんでも綿密に計画を立て、完璧にこなそうとする責任感の強い繊細さん。予定どおりに進まなかったり、ミスの指摘や失敗して落ち込んでしまったり、何でも自分でどうにかしようと誰かに相談できないこともあります。辛いときや悩んだときに、気持ちを吐き出せる心の拠り所をみつけておくといいかもしれません。

情報収集能力

フリーランスは、人と関わらなくていい、一人でできる仕事が多く、大勢の人と関わることが苦手と感じる繊細さんにとって、働きやすい働き方かもしれません。しかし、人からの新しい情報や、会社からのセミナー参加などの勉強会などの情報があまり入ってこなくなるため、昨今の変化が激しい時代には、常にスキルアップが必要で、視野を広げて情報収集する力が重要となります。

繊細さん注意ポイント

・刺激過多にならないように注意する
・孤独を感じやすくなるため、人との交流に多少なりとも参加する
・思考を整理する時間をつくる

自分の興味があることには常にアンテナを高く張って情報収集をおこなう敏感な繊細さん。しかし、多くの情報を集めている内に、情報過多の状態になり、自分の容量オーバーになってしうまうことも。
インプットをすればアウトプットの場が必要です、瞑想やジャーナリングなどのマインドフルネスを実践し、思考を整理する時間をもつといいかもしれません。

「仕事が長続きしない」「どんな仕事が自分にあっているのか分からない」などと悩んでいる繊細さんも多くいると思いますが、HSPのカテゴリーの中には、4つのタイプがあるといわれています。

【HSP分類まとめ】HSPの4つのタイプはこちらから

1人で静かな場所で過ごすのを好む「HSP」
仲のいいグループで過ごすのを好む「HSE」
1人の海外旅行を好む繊細さん「HSS型HSP」
大勢で集まって過ごすのを好む「HSS型HSE」

ひといちばい繊細で、傷つきやすく疲れやすいHSPの基本の気質は同じですが、タイプや環境、生きてきた人生は、人それぞれ違います。
まずは、自分を理解することが大切です。

「自分のペースで仕事ができる」「通勤のストレスがない」「仕事以外に自分の時間を確保できる」「上司や同僚などとの人間関係にストレスを感じなくて良い」などのメリットがあるフリーランスの働き方が合う人もいれば、合わない人もいます。

HSPの特徴を、他の人にない、自分の強みに活かしつつ、どういう働き方が自分に合うのか、自分らしい生き方を見つけることができれば、人生をより充実させることができるかもしれません。