戦略ってなに?どう考える?
どうも!とと社長です!
今回は「戦略」について、個人的な見解も交えて語っていきたいと思います。
-戦略とは-
一般的には特定の目的を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術・応用科学である (出典:Wikipedia)
ん〜、よくわからないって方もいらっしゃるかと思います。
戦略という言葉はもともと戦争で使われており、戦争術という言葉から戦術という言葉も使われていたそうです。
現代では、経営戦略、財務戦略、事業戦略、営業戦略、マーケティング戦略などビジネスにおいても戦略という言葉が主流となっています。
限られたリソース(ヒト・モノ・カネ)をうまく活用して最大化するためには精度の高い戦略が必要だということですね。
1. 戦略って?
ここで、改めて戦略について私の見解を述べていきます。
読んで字のごとくですが、要は「戦いを略す」ということなんですね。
もっと言うと、「やらないことを決める!」
これが戦略だと考えています。
私のクライアントにもどんな戦略を立てていますか?と聞くと、「やること」のみを教えてくださる方がほとんどです。
もちろん、結果的にやることを決める形になりますが、それには前提条件が必要です。
それは、やらないことを決めているかどうか。
そして、やらないことが何なのかわかっているか。
これらをお伝えした上で再度聞くと、回答に困るクライアントが非常に多い印象です。
2. どう考える?
先ほど、前提条件で2つあげさせていただきました。
・やらないことを決めているかどうか(選択と集中)
・やらないことが何なのかわかっているか(現状把握)
ここで考えるべきは、自社(自分)の現在がどういう状態なのかということを明確に把握する必要があります。
つまり、現状把握 です。
例えば、経営者あるいは担当者が、広告予算をかけて施策を打ちたいなぁ。と考えているとします。
施策を打つにも、まず自社がどんな状態かを整理する必要はあります。
施策のゴールは何か?(KGI / KPI)
なぜ施策を打つのか?(WHY)
施策を打った場合の費用対効果はどれぐらいか?(ROI)
まずは、自社をよく把握することを第一ステップとして考えることをオススメします。
また、よくありがちなのは「誰が(WHO)、何を(WHAT)、どのように(HOW)」が整理されていないケースです。
特に「誰が」がとても重要で、イニシアチブを取る人(担当者)次第で描く戦略も変わってくるので、売上や利益に大きなインパクトを与えます。
とりあえず、経営者が「やってみよう!」と思いつきで打つ施策ほど怖いものはないのです。
何か施策を考える際は実施する前にぜひ上記を熟考してもらえればと思います。
3. まとめ
何度もお伝えしていますが、戦略とはやらないことを決めること。
つまり、選択と集中によって事業の方向性を決める重要な役割なのです。
やらないことを決めるためには、やっていることが何なのかを整理することが必要です。
整理することによってやらないことが決まり、自信を持って前に進むことができます。
そして、やらないこと(やること)が決まったら、次は「誰が、何を、どのように」実行していくかを決めます。
これでようやく「戦略」→「戦術」へのフェーズに入ることができます。
戦術まで落とし込めないと、戦略はただの自己満足で終わってしまいます。
戦略をもとに実行し、PDCAサイクルを繰り返しながら、事業の成長を図っていくことが重要となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
読者の皆様にとって、戦略について考えるきっかけになれば幸いです。
次回も主観的アプローチで掲載していきますので、よろしくお願いします。
とと社長