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NEW DAYS ★ プチDAYS★ブルックリン物語

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ブルックリン在住の大江千里が日々の暮らしを綴る6000字前後の読み応えあるエッセイ。「NEW DAYS」も仲間になりました。単行本『ブルックリンでジヤズを耕す 52歳からのひとり…
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2024年9月の記事一覧

プチDAYS 「ぴと夕涼み。」

今年の夏、日本に帰る少し前に、マンリーから、 「にいちゃん、実家、最後のタンス出したで。これで鍵渡したら終わりや。」 とラインがあった。 そうか、 2人とも実家にはもう住まないしどうしよう処分しないと、と話したきり互いに避けてた会話……あっという間に数年が流れた。

¥150

新新 *SenriとRyokoのおしゃべり泥棒* 7

ノーランとJunkoさん、僕の3人での音の見直し日、思ったよりも時間を要することがわかったので夜に予定してたdinnerをドタキャンした。なんかドタキャン多い。 間が悪くエアコンの直し作業が入ってしまいスタジオの温度がうまく下がらない。僕は汗がポタポタ床に落ち、水溜りを作る寸前だったが、細かい作業のJunko さんやノーランはもっとかわいそうだった。痺れを切らしたノーランが「もう我慢ができない」と頼み込み、ボスのアーロンが本来ミックスで使う部屋へ移動させてもらうことに。

¥200

プチDAYS「FOOD DANCEでワルツはいかが?」

昨日はリカバリーデート。一昨日ドタキャンした友人との。もうかれこれ140年くらいの付き合いになるNYに35年住んでる日系の友達。 6月に日本に行く前に会ったきりだから2カ月ぶりになる?もうこのあとの日々は怒涛の自己リハに突入するので最後の夏の終わりと秋の始まりを満喫する楽しみもあって。 「Senri、もしかして前に会った時(6月)と同じ服じゃない?」 「え? 嘘でしょ? おしゃれしてきたのに! もしかして久しぶりに会うので気合いが入りまくって、下も上も前あった時と同じコ