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2024きものショー・作品詳細

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10/12 16:00 に20Collectionの詳細を公開いたします。 昨年に続き、今年もTKCきものショーを開催致します。それに向けてのモノづくりやコーディネートを紹介し…
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Collection no,14 

Collection no,14 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=1092s 全体で14番目のCollection、男物で2枚目の着姿。 ◼︎角帯を汕頭刺繍で/Threads 角帯/夏しぼ 角帯の織組織は『夏しぼ』。 御召緯糸を横糸に通し、広幅で製織後、お湯に浸け幅を縮めることで、帯地表面にしぼをつくる織り方。 『夏』と名前には入っていますが、一年を通じて結ぶことができる帯。 この臙脂流水では、大きな流水柄

Collection no,10

Collection no,10 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=743s コレクション10番目は一楽の着物と唐長文様のコーディネート。両者とも陰影を意識した、モノづくりです。今までのコレクションと比較すると、帯着物は大人しく、上品な仕上がりを見せます。ただ、羽織は透け感のある夏ビロード地、ここに板締めを変形させ絞り、虹に見立てています。 ショーは、ここからさらに色が加わり展開していきます。 Threadsでは

Collection no,8

Collection no,8 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=593s 8番目のコレクション。今までは一転、目を惹く青の着物が登場します。 1939年に上映されたオズの魔法使いでは、白黒からオズの国へ到着した瞬間カラーとなります。それぐらいの転調を考えて、このコレクションを登場させました。 それと、もう一つは嵐の後の雨、それも少しは考え、あえてカエルを意匠とする帯を合わせてみました。 袋帯/貴品(紹巴織) お

Collection no,20

Collection no,20 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=1616s 袋帯/紹巴織引箔 一番最後、20番目のコレクション。 ここでは一番シンプルに帯と着物のみの表現です。 帯は紹巴織引箔。 表現方法を工夫した、というよりも一番ストレートにモノづくりした袋帯。織物と箔の美しさをシンプルに表現しました。着物はそれとは反対に根善織物とのコラボレーション。中野大輔氏の作品を持てる技法を駆使し、全体に絞りも加えた

Collection no,19

Collection no,19 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=1524s コレクション19番目 ショー前半を振り返ってもらうためにも、モノトーンに近い構成で着姿をつくりました。着物のモチーフは陶芸家林侑子氏の作品。最初のモノトーンと異なるのは、着物自体に挿し色を入れ、静かさよりも動的な動きを入れたこと。 羽織はCollection18の木蓮と対になる黒。 これまでのCollectionは羽織と合わせた場合、バ

Collection no,17

Collection no,17 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=1308s 17番目のCollection。 終盤に向かう入り口のコーディネートとなります。 おそらく、ここまでで一番インパクトがある着姿になるかと思います。少し前の自分たちのモノづくりは赤が一種のタブーという時期もありました。 最近はその空気も減ってきましたが、ここまで全面的に押し出したものが、どういった評価をされるのか?それがとても楽しみで、今後

Collection no,18 

Collection no,18 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=1412s Collection18、終盤がスタートします。 着物は薄いグリーンで構成されたグラデーションの白恵泥。そこへ白地の本袋を合わせ、上品に着姿をつくりました。ただ、ここに合わせるのは、モノトーンの羽織。 白木蓮をモチーフにして制作。こちらが当初イメージしていた図よりも、あえて木蓮のサイズを一回り大きくデザインしています。 袋帯/本袋 今

Collection no,16

Collection no,16 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=1239s Collection16番目 目を惹くグリーンの着物、帯は今までと一転して組帯を登場させています。完成したのは最初もしくは2番目、ただし登場することは決まっていたものの、どこに入れるのか、影響力があるため、とても悩んだコレクションです。色では対になる着物・赤と並べ、クライマックスを盛り上げてもらいます。 ◼︎帯を悠翔織+汕頭刺繍で/Th

Collection no,11

Collection no,11 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=842s  ここからつづく3つのコレクションは、あまみーいろ/大島紬です。 100%草木染めの糸で織られた、柔らかで優しい色目を持つ織の着物。 合わせる帯はCandyCircusと紅村帯シリーズ。織り地紋で文様を表現しつつ、そこへ染めを加えた帯。織りと染め両者の良さを兼ね備えた帯です。 白黒からはじまり、青。 そこへさらに色が加わり進んでいきます

Collection no,12

Collection no,12 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=888s 12番目のコレクション、草木染めでつくるあまみーいろ史上、最も色数の多い着物です。それでも草木染め、帯を選ばず大変合わせやすい織物。 帯はCandyCircusの袋帯。お太鼓よりも大きな力強いデザインです。バッグに赤を入れることで、調和をとるやバランスを整えるのではなくて、さらに力強さ、アクセントを加えてみました。それでも草木染めの柔らか

Collection no,15

Collection no,15 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=1165s 15番目のCollection。 ここから3枚の着物は色に意識を向けて制作した着物。 とくに多色を組み合わせたこのCollectionは光や輝きを表現してみました。 袋帯/総紗縫+染め ◼︎レイヤーごとにバラバラに/Threads 着物/作楽(hdタッサー) 色糊のみで染めげる小紋に、さらに生地自体の風合いと地紋が加わることで、奥

Collection no,6

Collection no,6 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=414s 6番目のコレクションは、大渦のような勢いのある着物。 そこに白い絡みつくような風通経錦の白黒で織り上げた名古屋帯。白→黒の流れで進行していますが、元々の着物のイメージとしては、竜巻や嵐を想定して制作しました。 当初、ショー全体をオズの魔法使いに見立てて・・・ とも考えていた名残の着物です。一つ前の着物と合わせて、ドロシーがとばされる竜巻?とも

Collection no,7

Collection no,7 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=486s 7番目のコレクション。黒の経糸に黒に近いグレーで織り上げた天平大雲の御召。陰影の浮き沈みが美しい着物です。帯は箔のような刺繍を施して制作した袋帯。 オズの魔法使いの流れいえば、先ほどの竜巻で飛ばされている最中の静けさ?。帯締め帯揚げ、バッグも含めて、静寂さを作り出してみました。 袋帯/夏しぼ織(相良刺繍) 織は夏しぼ織。緯糸に御召緯を使っ

Collection no,4

Collection no,4 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=274s 5枚目のコレクションは男性物の登場です。 最終の詰めが上手くいかず、一番最後かその前くらいに仕上がった着物になります。 染料の調合で柄を泣かせる(滲ませる)試験をしていましたが、それと防染糸で織り上がった鳳凰柄の白生地を合わせて着物としました。かなり試験的な要素の濃い着物になり、当初合わせる予定だった汕頭刺繍の角帯はやめて、新シリーズiKat